ナイルカレーのような謙虚なマゼマゼよりも、サンサールのようなネパールのダルバートのように積極的なマゼマゼが好きだけど、料理は引き算ができないので、一気に混ぜるより、タイのクルワンプルーンを使って、味を変化させていく食べ方が好き。
いずれもモンゴリアンメソッドというかアーユルヴェーダというか、俺はベストを尽くしたが、お前の体調までわからないから、あとは自分で何とかしろ的な世界だと勝手に解釈している。
そして、札幌のソウルストアでディップの効用を知ってしまい、クルワンプルーンのように足し算できるようにするためには、外部仕様はディップを採用し、大好きな神田のOCEAN breezeのそぼろカレーの香草、ミツバ、大葉、万能ねぎをディップに置き換えたかったんだけど、内部仕様がわからないと思っていたら、webで写真を見て、鎌倉OXYMORONのそぼろカリーが、OCEAN breezeに似ていて、本も出ていたので、読んでみた。
鎌倉OXYMORONの店にはお伺いしたとはない。が、エスニックそぼろカリーは想像していた以上に、OCEAN breezeのそぼろカリーそのまんま。そぼろカリーは香草、ミツバ、大葉、万能ねぎを全部混ぜることを前提としているならば、パセリカレーを作る際に、香草、ミツバ、大葉、万能ねぎも最初からパセリと一緒に入れてもいいかもしれない。
和風そぼろカリー(豚汁カレー)は出汁カレーに使えそう。
魯珈のファンとしては、ルーロー飯風カレーも魅力的。
「つけあわせ」はディップとしてつかえそうなものばかり。
ビーフカレーのためにわざわざ固形ルウをつくてしまうのはすごい。
このレシピで、市販のルウでビーフカレーをつくってもおいしそう。
徹底的にブイヨンとか出汁とかを使わないので、スパイスカレーは出汁カレーと対極にあるんだろうな。
なお、チョコレートとか牛乳とかはちみつみたいな隠し味系はルーカレーでやればいいと思っている。
スパイスカレーはシンプルイズベストで。
本に書いていないけど気付いたこと
野菜は素揚げがいいと思う。
ジュウネンカレーもいけそう。