akon2.00βのよっぱらいの戯言

色しょく是食、食しょく是色 当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ

 

 

未来を予想しょうとすると内側前頭皮質が動作を停止する。内側前頭皮質は他人のことを考えると不活性化する。つまり、脳は未来の自分を他人として扱う。

 

AIに買い物をゆだねる時代に広告は生き残れるのだろうか

CX向上のための広告になるのかな。

VRコンタクト的なものがあたりまえになると、リアル空間の物の見た目は(良くも悪くも)修正されたりしてどうでもよくなるのかな。

 

量子コンピューティングによるムーアの法則の終わり

→ローズの法則

 

短い期間で大幅な進化を遂げる技術

・エクスポネンシャル・テクノロジー→指数関数的技術
 →デジタル化すると進化が加速する

・コンバージェンス→融合
 →進化が加速する技術が融合することでさらに加速

・これらの副産物となる副次的効果

 

量子デベロッパーキット Forest
https://www.rigetti.com/

 

エクスポネンシャル・テクノロジーの6つのステージ

・デジタル化

コンピューターは、時間の経過とともにコストはそのままに性能が指数関数的が上がる。従ってある技術がデジタル化されれば、指数関数的に性能は上がる。さらに、量子コンピューティングのコストが下がり性能が上がれば、ムーアの法則の強化版とも言える「ローズの法則」にのっとり、さらに早く性能はあがる。

潜行

エクスポネンシャル・テクノロジーはその指数関数的な成長に伴って、初期は緩やかな変化。従って、新たな技術の登場に一時的に大きな注目が集まっても、その変化に緩やかさによって世間の興味関心がそれてしまう。

破壊

技術が十分に成長し、その後も加速度的な成長を継続することが期待された結果、既存の製品、サービス、市場、産業よりも優位になり、既存のものを破壊。

非収益化

以前と同じコストでも性能が格段に上がり、同じ製品、サービスを維持するためのコストが必要とされるコストが縮小・消滅。

非物質化

製品がクラウドや端末で操作可能なものになり、実体が必要となくなる。

大衆化

ある技術の性能が高まることでそれをつかった製品、サービスが安価で一般的なものになり、多くの人に使われるようになる。

 

 

・空飛ぶ車も現実に
 -AI、材料科学、3Dプリンティングの融合で現実になる

ムーアの法則
 -半導体の性能が一定期間で倍増する
 -価格が下がる
 -この法則は終わりに近づいているが次のパラダイムが起きる
・技術がデジタル化すると指数関数的に加速する
 -これを収穫加速の法則という

 

・9つのエクスポネンシャル・テクノロジー
量子コンピュータ
②AI
③ネットワーク
④ロボティクス
⑤AR・VR
⑥3Dプリンティング
ブロックチェーン
⑧材料科学
⑨バイオテクノロジー

 

アメリカのGDPの80%がサービスエコノミー

John Ward, “The Services Sector: How Best to Measure It?” International Trade. Commission, September 2010

 

 

3Dプリンティング
3Dプリンター技術は元素周期表をほぼ網羅している。

・義肢
https://openbionics.com/

・人工腎臓
ウェイクフォレスト大学のバプティスト医療センター(Wake Forest University Baptist Medical Center)

・血管
https://organovo.com/

・毛細血管
プレリス・バイオロジックス社

・骨
アイビバ・メディカル社

建設業界
中国のウィンサン
10軒の戸建て住宅を5時間以内に3D印刷
1戸あたりの費用は5000ドル以下

カリフォルニアのマイティ・ビルディング
戸建て住宅を人件費は業界平均の10分の1、最終価格は3分の1で完成


NPO「ニューストーリー」
床面積37-74平方メートルの住居を12時間で印刷
コストは6000-1万ドル
メキシコで、コミュニティ建設

※バイオプリンティング企業14社
https://sato-ayumi.com/2019/04/21/bioprinting-company/
※バイオエンジニアリングによってつくられる10の体パーツ
https://wired.jp/2013/10/06/bioengineering/

 

2011年オバマ政権のMaterials Genome Initiativeによって
構築された材料データベースに、量子コンピューティングを利用することで
1万種類ほどの既知の材料を使ってまだ
存在しない新たな材料の特性を予測できるようになる。

 

材料科学

炭素繊維複合材

・生体適合材料

・人工筋肉

 

遺伝子治療

CRISPR-Cas9システムは、細菌や古細菌においてウイルスやプラスミドといった遺伝的要素の侵入物を標的し、排除するよう進化した適応免疫

人間の疾患に関わる5万種類の遺伝子異変のうち3万2000個はたった一つの塩基対が別のものに置き換わっているだけ。これをCRISPRで編集すればいい。

 

 

N=1医療→パーソナライズされた医療

個人個人のゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、マイクロバイオーム(微生物叢)に合わせてデザインされたもの。

 

ウルトラキャパシタ

フロー電池

 

加速を「加速」させる七つの力

・時間の節約

・潤沢な資金

・非収益化

・『天才』の発掘しやすさ

・潤沢なコミュニケーション

・新たなビジネスモデル

-クラウドエコノミー
-フリー&データエコノミー
-スマートネス・エコノミー
-閉ループ・エコノミー
-分散型自律組織
-多重世界モデル
-トランスフォーメーション・エコノミー

 

・寿命を延ばす

-「セノリティクス薬」を使ったアプローチ
細胞分裂の暴走(癌化)を防ぐため、身体は通常、細胞の倍加が一定回数続くとそれを停止します。この分裂が停止した細胞は「老化細胞」と呼ばれ、炎症を引き起こし、これが老化の大きな原因。ユニティ・バイオテクノロジー社は、この老化細胞を狙い撃ちし、炎症していた組織を修復するセノリティクス薬の開発を目指す。

-「若き血」と呼ばれるアプローチ
スタンフォード大学ハーバード大学の研究者らが、若齢マウスから高齢マウスに輸血をすると、後者の衰えた認知機能が回復することを示した。ハーバード大学からスピンオフしたエレビアン社は、血液因子"GDF11"の研究を進めていて、老齢マウスにGDF11を注射したところ、心臓、脳、 筋肉、肺、腎臓の機能が改善した。

-幹細胞によるアプローチ
サムメッド社は成人の幹細胞の自己再生と分化を調整するシグナル経路に照準を合わせ、分子化合物によって軟骨を再生し、腱を修復し、シワを伸ばし、癌も治す。

 


CAR-T細胞療法

患者の血液から免疫細胞(T細胞)を取り出し、がん細胞を攻撃できるように体の外で加工して注射を行う

 

AlphaFold
タンパク質の構造予測を実行するGoogleDeepMindによって開発された人工知能プログラム

 

老化の原因

①  ゲノムの不安定性
DNAは必ずしも計画どおり複製されるとは限らない     
通常は、遺伝子のエラーは発見、修復されるが。100%ではない。
例えば、故障したコピー機のたとえると、読めないコピー出てくる代わりに、故障した遺伝子コピー機から出てくるのはがん、筋ジツトロフィー、ALSといった疾患だ。

テロメアの短縮
染色体の両端にあるのがテロメアで、染色体保護の役目を担っている。だが、複製の限界でテロメアは短くなる。ある限界を超えると細胞分れるが停止し、急激に病気にかかりやすくなる。

③ 後成的変化
環境要因によって遺伝子発現の在り方が変わることもあり、それが人体に悪影響を及ぼすこともある。たとえが環境中の発がん物質で、腫瘍を抑える遺伝子が機能しなくなることも。

蛋白質恒常性の喪失
⑤栄養素を認識できなくなる
ミトコンドリア機能障害
⑦細胞の老化
⑧幹細胞の枯渇
⑨細胞間コミュニケーションの劣化

 

 

アンチエイジング薬学

・ラパマイシン
癌の成長を抑える働きがあった。ラパマイシンは細胞分裂を促進するタンパク質をブロックする。

 

・メトホルミン

肝臓が糖を放出するのを抑えることで血糖値を下げる。
細胞の燃焼率を緩やかにすることで酸化ストレスを抑え、がんと闘い、寿命を延ばす。

 

・サミュームド

癌は基本的に細胞の錯乱だ。この錯乱を引き起こすシグナル経路を塞ぐ。

 

3Dプリンティングは、四つの面で小売業のあり方を変える。
サプライチェーンが消える
・ゴミが消える
・交換部品が消える
・商品はユーザーがデザインする

→小売業の最後の望みは「体験

→空間ウェブ(AR広告)、現実世界2.0、ウェブ3.0

 

===

アフェクティブ(感情的)・コンピューティング

 

経頭直流電気刺激法(tDCS)を使ってフロー状態にする。

 

脳波図(EEG)を使って脳のシグナルを読み、経頭蓋磁気刺激(TMS)を使って脳シグナルを書く。


モノを見るとき実際にはそのモノから跳ね返ってくる数兆個の光子を見ている。つまり人工的に数兆個の光子を正しい角度と強度で目に投影できればどんな現実でも再現できる。

さらに音を使って触覚も再現する。超音波を室内に投射し音波そのものがモノに物理的存在感を与える。この技術を組み合わせると人工的に投影したモノに触覚を与えることが出来、完全没入方のエンターテイメントを作る事ができる。

 

世界は人の移動で進歩する
移民こそイノベーションの原動力である
移民は圧倒的な雇用を生み出す

 

5つの大移動
・気候変動による7億人の移住
・世界人口の70%が都市に住む
・バーチャル世界への移住
・宇宙への移住戦争が始まる
・個人の意識はクラウドに移行

 

私たち人間はどこまでも社会的な種だ。様々な研究によると孤独は現代人の最大かつ最悪の恐怖の一つだという。人間がこれまで経験した中で最もハイブマインドに近いのは「グループフロー」、つまり集団で共有するフロー状態だ。

 

 

ゼロ・トゥ・デンジャラス
最高のパフォーマンスを発揮できる「フロー状態」に入る方法
https://www.flowresearchcollective.com/zero-to-dangerous/overview

アンバダンス360
エクスポーネンシャルテクノロジーの引き起こす変化に対応
https://www.abundance360.com/

アンバダンス・デジタル
アンバダンス360をデジタル化、非収益化、大衆化したもの
https://www.abundance.digital/

 

===

目次

第1章 「コンバージェンス(融合)」の時代がやってくる
第2章 エクスポネンシャル・テクノロジー Part 1
第3章 エクスポネンシャル・テクノロジー Part 2
第4章 加速が“加速"する
第5章 買い物の未来
第6章 広告の未来
第7章 エンターテインメントの未来
第8章 教育の未来
第9章 医療の未来
第10章 寿命延長の未来
第11章 保険・金融・不動産の未来
第12章 食料の未来
第13章 脅威と解決策
第14章 5つの大移動がはじまる