H2Hマーティングとは、ヒューマン・トゥ・ヒューマンの略で、人間中心のマーケティング
・人間中心
・サービス志向性
・俊敏性と実験主義
・他者の共感的関心
H2Hマーケティングモデルの要素
・デザイン思考
・サービス・ドミナント・ロジック(S-DL)
・デジタライゼーション
■サービス・ドミナント・ロジック(S-DL)
顧客との関係性を重要視しながら価値の共創を取り入れ、ネットワーク型の考えにシフトしていくこと。
G-DL(Goods Dominant Logic:企業が価値を生産)からS-DL(企業と顧客が共創)へ
サービスを中心としたビジネスモデルへ変革していく
サービスの価値は企業が決めるのではなく、顧客の手に渡り始めて価値が生まれる。そのため、モノやサービスそのものより、顧客が「体験」や「経験」を通じて得られる価値は何かということを重要視する。
SoLoMo
ソーシャル(Social)、ローカル(Local)、モバイル(Mobile)の3つを融合させたマーケティング手法
デジタルネイティブの"Always on(常時オン)"から、スマートネイティブの"Always touch(常に緩やかに繋がっている)"へ
プロシューマー→プロデューサーとコンシューマーからなる造語で、生産活動を行う消費者
B2BからA2A(アクター・トゥ・アクター)
バーゴとラッシュの基本的前提(fundamental premises:FP)
https://enqmaker.jp/note/marketing_column_253.html
FP1:サービスは交換の基本的基盤である
FP2:間接的交換は、交換の基本的基盤を隠してしまう
FP3:モノは、サービス提供のための伝達手段である
FP4:オペラント資源は、戦略的優位性の基本的源泉である
FP5:すべての経済はサービス経済である
FP6:価値は、常に受益者を含む複数のアクターによって共創される
FP7:アクターは価値を提供できないが、価値提案の創造と提供に参加できる
FP8:サービス中心の考え方は、本質的に受益者志向であり、関係性を重視する
FP9:すべての社会的・経済的アクターは資源の統合者である
FP10:価値は受益者によって常に、固有に現象学的に決定される
FP11:価値共創は、アクターが生み出した制度と、制度の取り決めを通じて調整される
https://assets.st-note.com/img/1645252305338-ztTbBCZpW7.png?width=800
CBV:Customer Based View
MBV:Market Based View=SCP理論(Structure-Conduct-Performance:5 forcesやジェネリック戦略などマイケル・ポーターの競争戦略の基礎となる理論)
RBV:Resource Based View
VBV:Valueに基づいて競争優位性を獲得する
BFD:ブランド・フォーマティブ・デザイン
マーケティングミックス(自社が操作できる要素を組み合わせること)
・ラウターボーンの4C
Product: Consumer Value(顧客価値)
Price: Cost(費用)
Place: Convenience(利便性)
Promotion: Communication(コミュニケーション)
・SIVAモデル
SIVAモデルの4Pに対応した4原則。
商品だけでなくソリューションも開発・管理すること(Solution)
単なる販促だけでなく情報を提供すること(Information)
SAVEモデル
SIVAモデルとの違いはInformation(情報)からEducation(教育)に置き換えて双方向コミュニケーションや教育を強調している点。
5Eモデル
Engage: ブランドの信頼関係構築
Expand: 価値の拡張
Evolve: ソリューションの進化
Extend: チャネルの拡大
Exchange: 知識の交換
■デジタライゼーション
アナログデータをデジタルデータに変換すること
紙の情報をデータ化するためのプロセスすべてのことをさします。
デジタライゼーションを行うことで、以下を生み出すことが可能になる。
・企業の新しい領域
・ビジネスモデルの革新
・新しい技術の進化