Webサービス(SOAPを利用したXMLによるアプリケーション連携)のサービスとSOAのサービスが同義と勘違いされやすいが、両者の粒度はまったく違う。SOAはWebサービスのためのアーキテクチャでもなけれ、Webサービスを使うことが前提でもない。サービス指向というのは、ERPなどが業務をパッケージに合わせることを強要したことの反省から、ユーザのためのシステムに回帰しようということである。ここで要素技術であるとWebサービスを持ち出してしまうとまたユーザを忘れたシステムになってしまう。アーキテクチャというよりもスローガンに近い。