akon2.00βのよっぱらいの戯言

色しょく是食、食しょく是色 当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

利己的な遺伝子

 

利己的な遺伝子 40周年記念版
 

 

自己複製子とは、自然選択や生物進化を遺伝子中心の視点で理解すること。遺伝子選択説もほぼ同じものを指す。

遺伝子の特性は自己複製子であり、生物個体は遺伝子の複製を助けるための生物機械である。

遺伝子とは別な自己複製子が人間の文化(ミーム)である。

つまり、生きる理由はあくまで遺伝子、ミームの乗り物であり、個体としては意味がない。

 

生物個体からみると親鳥は自分自身を犠牲にして雛を守ることが「利他的」に見えるが、遺伝子全体から見ると、その行為によって親鳥が犠牲になったとしても、雛を通じて親鳥の遺伝子が生き延びる確率が上がれば、それは利己的な行為。

つまり、遺伝子にとっては、自分が乗っている個体を犠牲にしても、自分自身の遺伝子の繁栄を優先する。