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アヴェスター

 

原典訳 アヴェスター (ちくま学芸文庫)

アヴェスター全二十一巻(ナスク)の全訳が出たというので、まずは伊藤訳を読んでみた。

https://note.com/kokushokankokai/n/n6e468e0925d0?fbclid=IwAR18VvYYXtRDk18dR9xd-rxWaNo-GF8nCbVtf49R-udpT4nbTfgiIo22228

全訳の方は、書名がアヴェスタ。Avestāなので、長音であることが重要らしい(文化を理解している)ので、全訳は読まなくてもいいかな。。

本書はヤナス28章~34章、43章~51章、53章の計17章、ガーサーと呼ばれる詩文を主軸に訳されている。

 

イスラム教以前のイラン文学を美としての文学にこだわらなければ、ゾロアストラ教になり、イスラムの制服を免れて現存している。

宗教史的には、ゾロアストラ教がイラン唯一の前イスラム的宗教ではなく、反ゾロアストラ教としては、ミスラ教その他の宗教的潮流がたくさんあり、ちにはキリスト教や仏教が浸透し、マニ教が興起してきた。

 

 

アヴェスターの構成

・ヤスナ (Yasna)

祭儀書。全72章からなる。そのうち17章は、開祖であるザラスシュトラ自身の作と考えられている「ガーサー」(Gāθā) と呼ばれる韻文詩

・ウィスプ・ラト (Visp-rat)

ヤスナに手を加えた補遺的小祭儀書。

・ウィーデーウ・ダート (Vīdēv-dāt)

除魔書。

・ヤシュト (Yašt)

21の神々に捧げられた頌神書。

・ホゥワルタク・アパスターク (Xvartak Apastāk)

 

 

ソグド人が信仰していた。

 

ザラスシュトラ(ゾロアスター)教の聖典がアヴェスター