akon2.00βのよっぱらいの戯言

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チームワークの教科書

 

成果につながるコミュニケーション3要素
・コミュニケーションの熱量
・チーム全体への関与
・外の世界へと向かう探索

データを活かすための3ステップ
1,ビジュアル化
2,研修
3,業績の向上

 

チームとグループは異なる。

チームとは「共通の目的、達成すべき目標、そのためのアプローチを共有し、連帯責任を果たせる補完的なスキルを備えた少人数の集合体」である。

グループの成果は各メンバーの成果の総和でしかない。

 

チームづくりの5条件

J.リチャード・ハックマン著:ハーバードで学ぶ「デキるチーム」

・チームは「リアル」でなければならない
・チームには絶対的な方向性が必要である
・チームにはチームワークを発揮させる仕組みが必要
・チームには支えとなる組織が必要である
・チームには専門のコーチングが必要である

 

チームのパラドクス(成功要因にも阻害要因にもなる)
・大規模チーム
・バーチャル・コラボレーション
・多様性
・教育水準の高さ

 

協働するチームの8つの取り組み
シグネチャープラクティスに投資する
・コラボレーションの手本を示す
・ギフトカルチャーを生み出す
・コラボレーションスキルを習得させる
・連帯感を育む
・仕事も人間関係も大切にするリーダーを選ぶ
・息の長い人間関係を築く
・個人の役割は具体的に、任務の遂行方法については曖昧にしておく

 

仕事が意義を失うとき
・社員の仕事やアイデアの重要性を顧みない
・仕事に対する社員の当事者意識を失わせる
・いまの仕事が日の目を見ることはないと発する
・顧客の優先順位の予期せぬ変更を社員に伝え損なう

「進捗の法則」「進捗のループ」

 

チームダイナミズムのモデル
・メンバー間の信頼関係が築かれている
・メンバー個々がグループへの帰属意識を持っている
・各メンバーがグループの強みを認識すること

 

チームEIの規範を築く
・公式なチームリーダー
・非公式ながら実質的にチームのリーダー役となっている者
・勇気あるチームメンバー
・トレーニン
・企業文化や組織風土

多国籍チームの行く手を阻む4つの問題
・直接的コミュニケーションと間接的コミュニケーションの差
・英語の問題
・組織階層と権限の違い
・意思決定ルールの不一致

 

マネジメント戦略
・適応:チーム内に文化的相違があることを認め、意識する
・組織構造への介入:チーム形態を変える
・組織運営への介入:チーム規律を設定。職位の高いマネージャーの関与
・放出:どの対策でも効果がなければ、メンバー放出

 

 

 

ブレークスルーの実現には「名人(ヴィルトーゾ)チーム」が必要

→このようなドリーム・チームのマネジメントは難しい。組織として機能せず、失敗してしまうケースが多い。

 

ヴィルトーゾ・チームの作り方

・スキルによってメンバーを選ぶ

・個人を重視する

・アイデアを重視する

・メンバーが集まり、集中的に課題に取り組む

・洗練された顧客をターゲットにする

 

マネージャ個人間の対立をコントロールする六つの戦術
・多くの情報を活用し、事実に基づいた議論をする
・議論の水準を高めるため、多数の選択肢を策定する
・チーム全体の合意による目標を共有している
・意思決定プロセスにユーモアを取り入れている
・バランスの取れた権力行動を維持している
・コンセンサスを強要することなく、問題を解決する

 

選択肢の策定の三つの戦略
・個人の人格でなく、議題に的を絞る
・可能な限り最善の決定にいたることを目指して協力し、決定をください
・意思決定プロセスを公平で平等なものにする

 

 

 

目次
はじめに


第1章 チームづくりの科学

    アレックス・サンディ・ペントランド マサチューセッツ工科大学 教授

チームづくりは科学かアートか
チームを動かす要因を探る
科学的にチーム全体の行動を観察する
成果につながるコミュニケーションの3要素
チームマネジメントの「常識」を覆す
データを活かすための3つのステップ

第2章 【インタビュー】チームワークの嘘

    J・リチャード・ハックマン ハーバード大学 教授

我々はチームワークが苦手である
チームワークは個人の力に勝るのか
リアルなチームと絶対的な方向性が不可欠だ
真のチームワークを築く方法とは何か
「異端者」がチームのパフォーマンスを高める
チームづくりは最初が肝心である
バーチャルチームにもマネジメントが必要である

第3章 チームとグループは異なる

    ジョン・R・カッツェンバック ストラテジー カッツェンバック・センター ファウンダー

    ダグラス・K・スミス 元 マッキンゼー・アンド・カンパニー コンサルタント

チームとグループは決定的に異なる
チーム全体の目的を定量的な目標に落とし込む
適正な規模と専門スキルの組み合わせ
信頼感と合意を形成し責任感を共有する
チームの使命によって達成課題は異なる
経営陣にチームアプローチは可能か

第4章 協働するチームの秘訣

    リンダ・グラットン ロンドン・ビジネススクール 教授

    タマラ・J・エリクソン ロンドン・ビジネススクール 非常勤教授

ますます難しさを増すチームコラボレーション
シニアマネジャーの役割とは何か
人事部の果たす役割とは
チームリーダーの役割
メンバー構成とチーム構造

第5章 インナーワークライフの質を高める「進捗の法則」

    テレサ・M・アマビール ハーバード・ビジネス・スクール 教授

    スティーブン・J・クレイマー リサーチャー

仕事のモチベーションはどこにあるのか
インナーワークライフの質を高める
最良の日をもたらす「進捗の法則」
小さなマイルストーンを設定する
「有意義な仕事」の進捗を促す
触媒と栄養分が進捗を支援する
手本となるマネジャーの姿
「進捗のループ」を育む

第6章 チームEIの強化法

    バネッサ・アーク・ドリュスカット ニューハンプシャー大学 准教授

    スティーブン・B・ウルフ グループ・エモーショナル・インテリジェンス・パートナーズ パートナー

集団にもEI(感情的知性)が存在する
チームの能力を高める3要件
EIの高いグループには行動規範がある
個々のメンバーの感情に対処する
各メンバーの感情を制御する
グループに対する感情に対処する
グループの感情を制御する
外部の個人・グループの感情に対処する
IDEO:チームEIのベストプラクティス
チームEIを強化するための方法
信頼感から生まれるコラボレーション

第7章 多国籍チームのマネジメント

    ジーン・ブレット ノースウェスタン大学 ケロッグスクール・オブ・マネジメント 教授

    クリスティン・ベーファー バージニア大学 ダーデンスクール・オブ・ビジネス 准教授

    メアリー・C・カーン ニューヨーク市立大学バルーク校 ジクリンスクール・オブ・ビジネス 准教授

多国籍チームで生じる衝突
チームの行く手を阻む4つの問題
4つの戦略を使い分ける
文化的相違を乗り越える

第8章 決められないチームへの6つの対処法

    ボブ・フリッシュ ストラテジック・オフサイツ・グループ マネージングパートナー

なぜ経営会議で「決められない」のか
全員が満足する決定は不可能
決められない原因は何か
マネジメントの機能不全を避ける方法
守るべき2つの重要なルール

第9章 ヴィルトーゾ・チームのつくり方

    ビル・フィッシャー IMD 教授

    アンディ・ボイントン ボストン大学 キャロルスクール・オブ・マネジメント 学長

ウエスト・サイド物語』はなぜ大成功したのか
逸材を集めてドリームチームをつくる
メンバーの個性を共有し、チームとしての個性を形成する
切磋琢磨を促しチームを成長させる
顧客は「最高のものをほしがっている」と信じる
名人チームを率いるリーダーシップスタイル

第10章 チーム内の対立を防ぐための戦術と戦略

    キャサリン・M・アイゼンハート スタンフォード大学 教授

    ジーン・L・カフハジ エフェクティブ・インタラクションズ CEO

    L・J・ブルジョア三世 バージニア大学 ダーデンスクール・オブ・ビジネス 教授

チーム内の対立を抑えるにはどうすべきか
事実にフォーカスする
複数の代替案を用意する
共通の目標を立てる
ユーモアを利用する
権力構造のバランスを取る
条件付きのコンセンサスを求める
対立、スピード、パフォーマンスの相互作用