akon2.00βのよっぱらいの戯言

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要求は誰に聞くべきか

要求を出す、顧客が多様なこと。
#発注者として、まとめておいてほしいところだけども、
#これをまとめることも仕事のひとつらしい。

#whatをまとめて、経営者に説明し、納得させるのが
#コンサルタントの正しい姿だと思っています。

思いつくままに顧客のステークフォルダを並べてみた。
1)経営戦略の立案者
2)経営戦略の実施者(IT化するひともいる場合がある)
3)購買
4)各部門の長
5)実際にPCを操作するとその上司
いずれの顧客も何をどのように要求したらよいかのか、実際に動くものをみないとわからない場合がある。

1)経営戦略の立案者
実現不可能な立案であったり、そもそもその会社の「現場」の実情にあっていない場合がある。
#経営者失格だが、大企業ではありがち
#「システム導入する前に新しいPCを買ってくれれば助かります」
#なんて話には事欠かない。せめてメモリ増設してあげようよ

2)経営戦略の実施者(IT化するひともいる場合がある)
このレイヤーの方より、発注を受けて
#ここでゼネコンが間に入るとややこしくなる
現場にヒアリングに行き、戦略を練り直して、いけるのがベストウェイだが、経営者と現場との板ばさみ状態で実権を与えられていないことがある。

3)購買
人月単価60万の人がふたりのほうが、人月単価120万の人がひとりよりもいいと考える人種。120万の人には達成できても、60万の人では、何年かかっても達成できないことがわからない。そもそも時間軸(ビジネスのスピード)に対する概念がない。

4)各部門の長
目の前の課せられた売り上げなどに縛られ、経営戦略に基づくより、部門の利益、取引先からの要求を優先しがち。この部門内のシステムなら、安全かというと、コンポジットに同様の問題が発生するか不思議である。

5)実際にPCを操作するとその上司
この方達の意見はまちまちで、相反することもある。しかも、ローカルルールが存在するどころか、好き勝手な業務プロセスが存在することがある。
#つまり、業務改善の余地があるわけだが。
たちの悪いことに、ヒアリングしてしまうと、自分の意見がたとえ経営方針にそぐわなくて排除されたとしても反映していなければ、検収してくれない。かといって、上から来た要求だけで開発してしまうと、使えないとこれまた、検収してくれない。

という政治的な(利害関係)問題を対処しつつ、要求を要件として定義していって、それが自分達が望んでいるものかどうかわからないという問題にぶちあたる。そして、私はご飯が食べられるというわけです。