akon2.00βのよっぱらいの戯言

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現場主義

生涯現役というほど、仕事は好きじゃないけど、大本営にいるより、前線が好きだ。大本営といいつつ、退役軍人の集まりだったりするわけで、潔く隠居してほしいのである。

第21回 プロジェクト運営の「失敗学」
を読んでいたら、

残念ながら,ほとんどの現場でPMOがこの過ちを犯しています。失敗の原因分析と対応策の立案を現場の担当者に任せてしまい,PMOは対応状況だけを管理しようとしています。

いま、組織的にはPMOに属しているのですが、PMOって前線司令部だと思っていました。現場を見ないPMOってなにするの?。この方の書き方だと大本営内にPMOが設置されているように読み取れたんだけど気のせいかな。

例えば,設計書どおりにシステムが出来上がっていないという問題が発生したとしましょう。このケースで,「三現」による原因究明は以下のようになります。

(1)現地…開発の現場に実際に行って,自分の目で何が起きたのかを確かめる
(2)現物…成果物の現物(設計書やシステムそのもの)を自分の目で確認する
(3)現人…問題を起こした本人(設計者や開発者)に直接確認する

言葉はそれぞれでしょうが、これがPMOのミッションであり、わざわざ書かなければならないほど、殿様商売PMOが横行しているということでしょうか。エスカレーションされてきた情報なんて信じていたらPMなんてできないでしょ。報告はメールで受けても、わざわざフェースツゥーフェースの会議体を起こすPMがいるのは、これの一環でしょ。

かつて師匠に

報告を待っているな、聞きに行け。現に俺はこうしてお前に聞きにきている。自分にできないことを他人に期待するな

といわれて以来実践しているつもりです。こんなことを伝承する職人がいなくなってしまったということでしょうか。

「今日の失敗からは何が学べたか?」。これが私の座右の銘です。

御意。というかPDCAが基本じゃないの。なにをいまさらこの人は書いているんだろう。それに学ぶだけじゃなくて、失敗をつぎに生かさないと意味ないよ。