黄砂の進撃 (講談社文庫)ではなく、義和団の乱という黄砂の籠城(上) (講談社文庫)との総集編を読んだ。
満洲族から纏足と辮髪を強要され、虐げられていた漢民族の反乱というか独立戦争
ただし、纏足はむしろ、満洲族の風習ではなく禁止令を出したはずなんだが。
本文では、言及されていないけど、
儒教では例え髪の毛一本であっても、親から貰った体を傷つける事を不孝としていたので、
辮髪は、儒教を信仰する漢民族にとって、耐えがたい屈辱だったらしい。
かつ、頭頂からだと満洲族で、後頭部からだと漢民族と支配者と被支配者を区別する印でもあったらしい。