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核DNA解析でたどる 日本人の源流

核DNA解析でたどる 日本人の源流

 

私たちは先祖のほとんどからDNAを受け継いでいない」という説もあるが、現代日本人(東京周辺)は、遺伝情報の約12%を縄文人から受け継いでいる。中国北京周辺の中国人や中国南部の先住民ダイ族、ベトナム人などがお互い遺伝的に近い関係にあるのに対し、三貫地貝塚縄文人はこれらの集団から大きくかけ離れている。
p.102図28
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20171214-OYT8T50003/2/

縄文人アイヌ人に最も近く、次いで沖縄の琉球人と遺伝的に近い。ただし、アイヌ人は縄文人より、ウルチ人、ネギダル人、オホーツク人に近い。
北海道や東北の縄文人アイヌ人よりウデゲイ人に近い。

出雲人と東北人は遺伝的に近い。

 

このような分析ができるようになったのは、従来のミトコンドリアDNA(母系遺伝)とY染色体(父系遺伝)のDNA解析に加えて、細胞の核内の常染色体すべてが調べられる核DNA解析(ヒトゲノム解析)が可能になったからである。
ミトコンドリアDNAの塩基数が165000個に対して、核DNAの塩基数は32億個ある。
さらに、ミトコンドリアDNAは母系遺伝だが、核DNAは母系と父系の双方の遺伝子情報がはいっている。

 

日本人というには、大和朝廷が日本と称してからで、以前の日本を言い表す単語としてはふさわしくない。

 

復習

NDAと遺伝子と染色体

DNAには遺伝情報をもっている部分ともっていない部分が存在し,遺伝情報をもっているDNAの一部領域を遺伝子という。

したがって,DNAは遺伝子(遺伝情報)を保持している物質として「遺伝子の本体」あるいは「遺伝情報の本体」と呼ぶ。

細胞内でDNAを安定に保持するために生じた構造が染色体。

 

 

要約は以下を参照

https://webronza.asahi.com/culture/articles/2017120600003.html