akon2.00βのよっぱらいの戯言

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ゴリラゲーム

 

ゴリラ

アメリカ株投資の世界において、「ハイテク分野で圧倒的な競争力と将来性を備えた企業

 

・多くの顧客を獲得する

・顧客を逃さない

・コストを切り詰める

・利益を拡大する

 

ゴリラゲーム(ハイテク株投資で成功する方法)

トルネードが始まった時点でゴリラ候補の株をすべて買い、ゴリラが確定した段階で生き残ったゴリラ1社に資金を集中(ゴリラ以外はすべて売却)、ゴリラ株は世代交代の脅威まで保有し続ける

 

ROEではなくEVA

EVA

=NOPAT(税引後営業利益)- 資本コスト額

=NOPAT(税引後営業利益)- 投下資本 ✕ 資本コスト(率)

=(ROIC-WACC)✕ 投下資本

 

成長過程→キャザム、ボーリングレーン、トルネード、メインストリート

身分制度

-ゴリラ→専有アーキテクチャー、高スイッチングコスト、デファクト

-チンプ→専有アーキテクチャー、ニッチ、「田舎のゴリラ」

-モンキー→ゴリラの互換製品を安く売る

種の違い→

-王→業界トップ企業(強みは規模のみ、常に挑戦を受ける)
-王子→市場の挑戦者、次代の王候補
-小作人→王や王子が相手にしない顧客の要求を満たす

 

 

トルネードの確認法

・価値連鎖におけるトルネード阻害要因が解消されるかどうか
キラーアプリケーションの登場
・トータルソリューションの登場
業界紙の記事が新技術の普及を疑問視する内容からどの企業がリーダーになるかという内容に焦点が移ったとき

 

ゴリラの確認法

・製品のバージョン2を出す、かつそれが顧客に支持されている
・アナリストレポートで注目される
・業績が連続して上方修正される

 

ゴリラゲームの原則

・超成長期に入りそうな市場を見つける

・ゴリラになりそうな候補企業を、バスケット方式で全部買う

・バスケットの中でどれがゴリラかが明らかになったら、他の企業を売りゴリラだけを残す

・ゴリラを長期保有する

・ゴリラのパワーを失わせる恐れのある新たなテクノロジーが出現するまでは、決してゴリラを売らない

 

ルール

ルール1:アプリケーション・ソフトウェアの分野に投資をする場合には、ボーリングレーンの段階で買い始める

ルール2:イネーブリング・テクノロジーの分野に投資をする場合には、トルネードが始まった時点で買いはじめる
ルール3:ゴリラ候補の株をすべてバスケットで買うこと。通常は、少なくとも2つ、ないしは3つ。4つを超えることはない。
ルール4:ゴリラは長期保有し、交代の脅威が現実のものになるまでは決して売らない。
ルール5 アプリケーション・ソフトウェアのチンプ株は、今後も市場の拡大が見込まれる間は保有を続ける。それに対して、イネーブリング・テクノロジーの場合は、チンプであることがはっきりとした時点ですぐに売却する。

ルール6:王と王子はとりあえず保有する。途中でつまずく企業が出たらそれを売り、市場全体の超成長に翳りが見えてきたらすべてまとめて売り払う。
ルール7:ゴリラ候補から脱落したことが明らかとなった企業があれば、その株はただちに売却する。
ルール8:ゴリラ候補から脱落した企業の株を売って手に入れた資金は、ゴリラ候補として勝ち残っている企業にただちに再投資する。
ルール9:ゴリラの座をめぐって大きな戦いが起こったら、はっきりとした結果が出るまでゴリラ候補を保有する

ルール10:ニュースの大半はゴリラゲームと何のかかわりももたない。無視することが大切である。