いまさら、@ITの記事について四の五の言っても詮無きことですが、@IT情報マネジメント用語事典をみていると情報源が明らかでない(@ITは日記?)。したがって、記者の意見なのか伝聞なのか情報の信憑性が確かめられず、この情報がひとり歩きすることを危惧する。これゆえ、あえて「日経コンピュータの読み方」でもとりあげていない。
例えば、サービスについて以下のように述べている。
これは、(オブジェクト指向)分析の結果であり、後付的説明を聞くと「ふむふむ」だが、実は、「出荷」と「出庫」の定義がユーザによっては逆の意味を持っていたりするので、FDDなどを利用してステートレスなサービスを識別した上で、この結果に到達すべきである。この決定プロセスを省略して、「注文受付」がサービスと定義されることに危惧する。
ここでいう“サービス”とは、ほかのコンピュータから利用可能となるようにネット ワーク上にインターフェイスを公開したソフトウェアという意味とであるのと同時に 「注文受付」「信用照会」「在庫確認」「出庫指示」「請求処理」などといった“ビ ジネスプロセス上の処理単位”を示している。