実は抜け出すことより、大勢に同化しようとすることが多いこのごろ。だから、私のファッションポリシ(一応あるのですよ)は、いまだにビックブルー。
- 多くの人と名刺を交換する、異業種交流会では、よほどのことがない限り、抜け出せない。が、別の機会にその名刺が活きてくる。「以前、一度だけ名刺を交換させていただきした」と相手にない記憶を探らさせて、今回は覚えておこうとしてくれる。
したがって、あえて名刺は交換しなくても、その場にいたことさえ覚えておけばよい。
- 「いつぞやのレセプションでお会いしましたよね」
と会ってもいないのに会ったフリをする。裏技であるが、その他大勢を追い払える可能性がある。「つづけて、先生のご著書のなになにには感動しました」と暗記してきたワードでつなげばおけ。ただ、うそであることは見抜かれていると思って接しなければならない。要は、相手を立てつつ、話題の中心人物になればよいのです。
- 復活の呪文も植えつけておく
大勢が名刺を交換する席で、名刺なんて話のきっかけぐらいの道具にしかならないが、その際、別の機会に思い出していただけるように、自分だけの呪文を唱えておくことが大切。「私は南極生まれなんですよ」なんて商売と関係ないせりふでもおけ。
むしろ、その方が他人とコンフリクトしにくい。
自分からアクションするのではなく、相手にアクションさせるように仕向ける。つまり、相手にメリットがある話題を提供する。でも、アクションしてくれるとは限らないので、アクションを待つなんて、受身にならず、可能な限り早くこちらから、アクションする。実際に相手がアクションしようとしていたら、アドバンテージをとれる。自分からアクションすると下手に回るように思えるがだからこそ抜け出せる。
- FAを出さない
話が終わってしまうから。これはコンサルがよく使う手ですね。
- 集中的に会う
最初のうちは、短期集中で会っておく。すると、しばらく会わなくても旧知のように会える気がする。
- 紹介攻撃
可能な限り紹介者を集めて、紹介メール、電話を入れてもらうように頼む。「小僧何やつ」と興味をもってくれる。紹介者を誤ると逆効果なので注意が必要。これは累積するので、経験を積めば積むほど、重厚に攻撃できるようになってくる。
- 印象の残る店で接待する
いろいろレパートリーを持っているのはまずは自分のためですが、一応、接待のためのおもてなしの心です。どんな店がインパクトを与えるかは事前の調査が必要。むろん、ここは接待には使わないって隠れ家的店もあります。
これ、考えるだけでも面白いなぁ。これからも思いついたら書こう。でも、大切なのは抜けた後に身がなければなんの意味もない。なんかホステス攻略法になってきているが気にしないように。