akon2.00βのよっぱらいの戯言

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トーキング・トゥ・ストレンジャーズ 「よく知らない人」について私たちが知っておくべきこと

 

「他者」はあなたが思うほど単純ではない。

 

アステカ族のナワトル語では、

権力者は緻密な偽りの謙遜をとおして自らの地位を投影する。

つまり、権力者が自分を

「小さい」「弱い」と表現したとき、自分が「立派」「権力者」だと

相手にさりげなく伝えようとしている。

マシュー・レストール、「モンテスマがコルテスに会ったとき:歴史を変えた会議の実話」、ISBN 0-06-242727-X

 

■デフォルトで信用すること(トゥルース・デフォルト理論)

人には、デフォルトで他人を信用してしまうという性質(真実バイアス)があ。基本的に最初から他人を疑うようには、できていない。人は見知らぬ他人を信用する能力を獲得し、その結果、他人同士の協力が可能となり人類は繁栄してきた。

 

■透明性の嘘(フレンズ型の誤謬)

相手の行動や態度が内面の感情を示すヒントになる(透明性がある)という間違った思い込みがある。他者の表情や仕草などの外見が、必ずしも内面とが一致するわけではない。

 

■近視理論

アルコールには人間の感情的・精神的な視野を狭める効果がある。アルコールによって作りだされるのは、「眼のまえの経験についての表面的な理解が、行動と感情に不均衡なほど大きな影響を与える近視状態」。アルコールは前面にあるものをより際立たせ、うしろ側にあるものをより目立たなくさせる。過度な飲酒によって、短期的な思考が大きく映り、認知能力をより必要とする長期的な思考は脇に追いやられてしまう。

 

■結びつき(カップリング)

見知らぬ他人の行動は、「場所」や、「利用可能な手段」などの複数の要因が密接に結びついている。