akon2.00βのよっぱらいの戯言

色しょく是食、食しょく是色

サピエンス全史

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福
人類以外の動物には多くの種が現存しているが人類はホモ・サピエンスのみで、他の種は交雑したのか交代した。
ホモ属のすべての生き物を人類と呼ぶ。ホモ・サピエンスをサピエンス(現生人類)と呼ぶ。
ホモ・エレクトスは200万年生きたがサピエンスはあと1000年生き延びられるのかどうか。
しかし、ホモ・エレクトスは行動様式を変えることができなかった。

サバンナを見渡しやすくするために立ち上がった。
立ち上がることで、両手が自由に使えるようになった。
一方で、直立することで、腰骨が細くなり、出産が難しくなり、小さく未熟な状態で出産するようになった。
ところがこの未熟な状態が幸いして、後天的な教育が可能になり、社会順応性を洗脳できるようになった。
また、火を扱えるようになったことで、調理によって腸を短くでき、この分のエネルギーを大脳に回せるようになったため、エネルギーを消費する脳をさらに大きくできた。

そして、7万年前、新しい思考と意思疎通の方法を得る認知革命が起きた。
ホモ・サピエンスは「現実には存在しないものについて語り、信じられる」ようになり、つまり、言葉を使って創造の現実を作り出すことができるようになった。
貨幣、国、宗教という虚構、共通の神話を信じることで、大勢の他人が効果的に協力できるようになった。
この協力は神話に基づいているので、神話を変えると協力の仕方も変えられる。
この想像上の多様性とこれから生まれる行動様式の多様性が文化と呼ぶものの構成要素の一つだ。

農業革命は史上最大の詐欺
農耕に切り替えたら、仕事はきつくなるが収穫は増え、不漁もないと皮算用した。
ところが、皮算用どおりにうまくいったことにより、子孫が増え、さらに収穫を増やさなければならなかった。
定住すれば、連作障害が発生し、感染症の温床にもなり、蔵に作物が増えれば敵に襲われないように兵士も必要になった。
これが、飽食のエリート層の誕生につながり、苦労が増えたの食料は減った。
しかし、何世代もかけて社会を変革してしまったので狩猟時代を知る人間がいなくて引き返せなかった。

高カロリーな食べ物を貪り食うのは餓えたサバンナ時代から引き継ぐDNA