akon2.00βのよっぱらいの戯言

色しょく是食、食しょく是色

戦略の創造学

 

 

イノベーションに向いているシュンペーター型競争モデルに対してはバーニーが向いているのにIO型競争モデルを想定しているポーターをなぜ、とりあげたのかは理解できなかった。戦略の実行は、OMGモチベーションモデルがよいと思っている。

 

デザイン思考はイノベーションには向いていないことを認識しつつ、イノベーション向いている「意味のイノベーション」などを提示されていない。

 

カスタマージャーニー・マッピングとかデザイン思考の「ツール」の一部分を使っているうちは心理的安全性だけ満たして喜んでいるのと同じ。

 

ポーターの競争戦略論をショートカットして再学習したくて読みだしたのだが

「この本は、2003年以来、私がアートセンターと共同で作業する過程で学んだ点、あるいはその過程で考え出した概念を紹介することを目的としています。」

「けれども、この本の目的はデザイン思考そのものを紹介したり、解説することではありません。」

「むしろ、デザイン思考の概念とエッセンスを利用して、新しい企業モデルを構築する方法論を解説することにあります。」
ということなので、何をか言わんやだ。

 

 

 

 

 

https://aty800.com/highest-goal/.assets/20200812new-strategy-framework.png

p.151 図16

"https://aty800.com/highest-goal/.assets/20200812new-strategy-framework.png"

復習
ドラッカー5つの質問
・われわれのミッションは何か→著者は「目的」
What Is Our Mission?
・われわれの顧客は誰か
Who Is Our Customer?
・顧客にとっての価値は何か→著者は「価値」
What Does the Customer Value?
・われわれの成果は何か
What Are Our Results?
・われわれの計画は何か→著者は「原則」?
What Is Our Plan?

図16から解釈すると著者は「ドラッカー5つの質問」に対して、デザイン思考から「共感」「新しい意味」を導き出し、それをドラッカーの「すでに起こった未来」と融合させて、「ビジョン」を策定し、「ビジョン」を実現するために戦略を考える。
これが著者のいう「ドラッカーで気づき、デザイン思考で創造し、ポーターで戦略を実行する」であり、この戦略が以下にまとめられている(p211の図23)。

https://tokumoto.jp/wd/wp-content/uploads/2020/09/d7e0182d4f51b7f8cf06c713425a7b89-768x964.png

"https://tokumoto.jp/wd/wp-content/uploads/2020/09/d7e0182d4f51b7f8cf06c713425a7b89-768x964.png"


デザイン思考について復習すると「デザイン思考5 つのステップ」以下のとおりである。

Step1:共感(Empathize)ユーザーの本当の課題を導き出し理解する

Step2:問題定義(Define)何を解決すべきかを絞る、方向性を定める

Step3:創造(Ideate)課題の解決法となるアイデアをどんどん出してみる

Step4:プロトタイプ(Prototype)アイデアを低コストでカタチにしてみる

Step5:テスト(Test)ユーザーに試してもらい課題解決の検証をおこなう

デザイン思考howよりwhatを重視している。

著者はhowであるツール、カスタマージャーニー・マッピング、マインドマッピング、ペルソナから入って、

洞察、統合、そして、課題の再定義というプロセスを定義している。

 

まとめ
1.目的
・私たちのビジネスは何か?
2.未来
・何が社会、経済、環境、技術、政治の分野で起こっているのか?
・どこで変化が起きているのか?
・その変化がどのようにな意味を持つのか?
・すでに起こった未来は何か?
3.共感
・顧客はどのような体験を実現したいのか?
・顧客は何を見て、何をするのか?
・顧客は何を考え、何を感じるのか?
・これから何が洞察できるのか?
4.新しい意味
・もし、すべてが可能だったなら?
・何が従来と違う新しい意味なのか?
5.新しい世界観
・もし、すべてが可能だったなら、どのような世界、パラダイスが考えれれるのか?
・私たちの夢は? 新しい世界は?
6.ビジョン
・私たちのビジネスは何になるのだろう?
・私たちのビジネスは何になるべきか?
7.戦略
・どのような目的とビジョンを達成するのか?
・どのようなモデルで実行するのか?
・どこで競争しないのか?
8.マネジメント
・目的、ビジョン、未来、共感、戦略は明確か?
・目的、ビジョン、未来、共感、戦略は整合で一貫しているか?

 

 

つまり、「気づく」「創造する」「共感を呼ぶ」「実行する」