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紫禁城の黄昏

 

紫禁城の黄昏―完訳 (上)

紫禁城の黄昏―完訳 (上)

 
紫禁城の黄昏―完訳 (下)

紫禁城の黄昏―完訳 (下)

 

 

岩波版では、原書の全26章中、以下の第1章から第10章、第16章と序章の一部が省かれている。

 第1章 1898年の改革運動

 第2章 改革運動の失敗

 第3章 反動と義和団事件

 第4章 光緒帝の晩年

 第5章 西太后慈禧

 第6章 革命911

 第7章 満州帝室の「優待条件」

 第8章 宣統帝と洪憲皇帝

 第9章 張勲と1917年の

 第10章 松樹老人の自伝伝

 第16章 君主制主義者の希望と夢

著者は溥儀のイギリス人家庭教師ジョンストン。

ジョンストンはChung Kuo(中国)を中央の王朝の意味で持ちいているため、

領土的、地理的な概念を表す名称として、chinaの訳語必要となり、本書ではシナを採用している。また、チャイニーズには、外国人と区別してシナ人全般を言う場合と、

満州人や蒙古人と人種的に区別して漢人という場合がある。

 

紫禁城と皇居の中の人たちは相似形。