僕にとって重要なことは、パンクであることより、ブルワリーであることだ。
パンクの癖に「入りを増やして出るを減らす」とかキャッシュフロー経営とか意外と王道を語っている。
シリコンバレーはパンクだったんだな。
近くにヒッピー文化発祥の地があるのも何か関係があるに違いない。
こうゆうことを研究している社会人類学の先生とかいそうだな。
BrewDogの経営の根幹はパンクの哲学にある。
・始めるのはビジネスじゃない。革命戦争だ
・人の話は聞くな。アドバイスは無視しろ
・事業計画なんか時間の無駄だ
・嫌われ者になれ
・永遠に青二才でいろ
・すべてがマーケティングだ
・顧客ではなく、ファンをつくれ
1章 戦う自由人のための起業論
→起業を考えている連中に言っておくが、圧倒的な確率で、企業は失敗する
→会社は死ぬ。革命は死なない。
→明確な目的と使命、存在理由が必要。
ノーマが始めたのはレストランではない。
→新しい北欧料理のマニフェストの実現
パイは自分で焼け
→ギャップ探し戦法は時代遅れの迷信
→ニッチこそ新たな本流になる。
2章 未来を見る反逆者のための財務論
キャッシュこそ絶対王者だ
1 顧客の支払い条件
支払いまでの期間を短くし、腕ずくでも期日を守らせよう。そもそも即金で払わせるのがベターだ。
2 仕入れ先への支払い期限
場合によっては、支払い期日を少なくとも30日先、できれば60日か90日先に延ばすよう交渉しよう。期限は必ず守ること。
3 法人顧客を口座引き落としにする
自分が主導権を持ち、請求するのと同時に支払いが受けられる。
4 柔軟な金融機関を使う
当座貸し越しは、融資より使い勝手がいい。当座貸し越しの枠をどれだけ獲得できるかは、銀行員をうまく言いくるめられるかにかにかっている。
5 銀行預金残高調整は毎日する
状況を常に把握しておくためだ。これを毎日やらないというのは、自分が息をしているか確かめないのと同じようなものだ。
カナイかな
6 コストの増加に備え、事前に口座に金を用意しておく
毎月の給与や固定資産への支出のことだ。成長資金に充てるキャッシュを確保しておく必要がある。
オルタナティブ資金調達
→パンク株
-BrewDogのオンライン店舗で20%割引
-BrewDogが展開するすべてのバーで10%割引
-パンク株主向けの総会への参加
-新しい銘柄や限定ビールを先行販売
-毎年バースデービールをサービス
-BrewDogの経営に意見を言えるウェブサイトへのアクセス権
→ただ出資が集まったのでなくブランド・アンバサダーが結成された。
「はしご」をつかめ
はしご方式
→より高価な選択肢を作ると、顧客がもともと欲しがっていた商品の中から高い方を選ぶ可能性が生まれる。
金を失えば、経営権を失う
「収益はまぼろし、利益は現実」
3章 迷える子羊のためのマーケティング論
予算はゼロでも問題ない
→マスディアはもう時代遅れだ。まったく無力だ。
顧客ではなく、ファンをつくれ
その他大勢でいるのが嫌なら、リスクを冒せ
→一番まずいのは、他人がどう思うかを気にしてしまうことだ。とにかく楽しめばいい
まずは使命だ。商品じゃない
クールなんて忘れろ。自分を見失うな
→自分自身に本物の価値さえあれば誰かの作ったステレオタイプに媚びを売る意味はない。
4章 新時代の破滅的パンクのためのセールス論
商品に集中する
隠さず、誠実に
価格競争しない
5章 野望に燃える海賊船長のためのチームビル ディング
パンク起業家の三本柱
・企業文化
・核となる商品の質
・粗利
「永遠」の基礎となるもの
・完璧に明確な使命
・こだわりが価値
・革命に加わる。
・パワー・トウ・ザ・ピープル
・文化作りを最優先事項に
一目惚れ
→オン・ボーディングがうまくいけば離職率が下がり、生産性が上がり、企業文化が強まる。
忠誠心が忠誠心を生む
→忠誠心は与え合うものだ。自分から与えなければ相手から与えられることはない。
船には船長が必要だ
・鳥肌を立たせる
→ビジョンがなければ、今日の美しい夢が、明日には信じられない悪夢に化ける。
・狂ったように褒める
・時間を与える
・セーフティーネットになる
ブリュードッグ憲章
→経営理念はゴミだ。
6章 ひたむきな自由人のための時空論
創造的な空間を創造する
→僕はオフィスに二つのデスクを持っている。片方はデジタル用、もう片方はアナログ用。
→僕は二日ごとにしかメールを返さない。そうすることで、先を考えるのに必要なスペースを脳内に作っている。
→先のことを考えよう。スペースを作り、時間を作ろう。
攻撃に出ろ
→先を見越して物事に対処できれば、強い会社になれる。
→リアクション型ワークフローの罠にはまりやすい
→リアクションに対してリアクションするだけで手いっぱいになり、前に進めなくなる。
素早く動き、圧倒しろ
→快適な場所というのは、平凡な連中が当たり前のことをためにある。
信じて踏み出すことで、自分の世界ができる
→何もしないことは、間違いなく最悪の選択だ。
まず動き、それから考えろ
→「もし悪いことが起こったら」などと自問自答を始めたら、死ぬまで終わらない。
→長期計画なんて無駄だ。
全速前進か、全部やめにするかどちらかだ
→ハイスピードで動くことができれば、競争相手が気付いてさえいないチャンスを見つけ、生かすことができる。
許可ではなく、寛容を求めろ
7章 パンク起業家の頭の中
人脈づくりに精を出すのは間抜けのすることだ
→人脈が頼りの会社はつぶれるしかない。
結論 : すべてはゲームだ
販売であれこれ悩む必要はない
「ぼくは、人のアドバイスは聞くなと言った。
それはこの本に書いたことすべてにも、無条件で当てはまる。」
「ビジョンがなければ、今日の美しい夢が、明日には信じられない悪夢に化ける。」
プロローグ さあ、世界を変えてやろう
1章 戦う自由人のための起業論
始めるのはビジネスじゃない。革命戦争だ
人の話は聞くな。アドバイスは無視しろ
群れをつくれ
パイは自分で焼け
事業計画なんか時間の無駄だ
頭を下げ、バーターでも裏技でもなんでも使え
営業のことは忘れろ
嫌われ者になれ
永遠に青二才でいろ
パンクなら、信念を曲げるな
2章 未来を見る反逆者のための財務論
パンク起業家のための財務用語集
財務状況を把握しろ
キャッシュこそ絶対王者だ
仕入れは新たな販売活動
銀行をたらし込め
オルタナティブ資金調達
実例: パンク株
あらゆる資金源を絞り尽くせ。それも限界を超えて
死に物狂いで粗利を守れ
「はしご」をつかめ
金を失えば、経営権を失う
機会費用に精通しろ
3章 迷える子羊のためのマーケティング論
ブランドは自分のものではない
すべてがマーケティングだ
予算はゼロでも問題ない
世界に出ろ
顧客ではなく、ファンをつくれ
その他大勢でいるのが嫌なら、リスクを冒せ
実例 : ハロー・マイ・ネーム・イズ・ウラジミール
実例:ジ・エンド・オブ・ヒストリー
まずは使命だ。商品じゃない
ネガティブをポジティブに変え
実例:偽ブリュードッグ中国店
手作り動画ブログからハリウッド進出
惜しみなく与えろ
実 例: パンクのためのテレビ番組
クールなんて忘れろ。自分を見失うな
4章 新時代の破滅的パンクのためのセールス論
5章 野望に燃える海賊船長のためのチームビル ディング
パンク起業家の三本柱
企業文化で3分の1が決まる
「永遠」の基礎となるもの
社内=社外
面接はクソだ
一目惚れ
忠誠心が忠誠心を生む
船には船長が必要だ
ブリュードッグ憲章
6章 ひたむきな自由人のための時空論
創造的な空間を創造する
攻撃に出ろ
素早く動き、圧倒しろ
信じて踏み出すことで、自分の世界ができる
まず動き、それから考えろ
全速前進か、全部やめにするかどちらかだ
許可ではなく、寛容を求めろ
新・カオス理論
7章 パンク起業家の頭の中
冷徹な楽観主義
問題なんて問題じゃない
実例 : パンクのための抗議活動
人脈づくりに精を出すのは間抜けのすることだ
雑音ではなく、意味のあるメッセージを伝えろ
顧客の関心を最大化せよ
常に状況を把握しろ
ウィン・ウィンを勝ち取れ
「システム」で目標を達成する
いらない集団にかまうな
物わかりのいい人間は、理想のない腰抜けだ
トレンドを追うな
結論 : すべてはゲームだ
1章 戦う自由人のための起業論
2章 未来を見る反逆者のための財務論
3章 迷える子羊のためのマーケティング論
4章 新時代の破滅的パンクのためのセールス論
5章 野望に燃える海賊船長のためのチームビルディング
6章 ひたむきな自由人のための時空論
7章 パンク起業家の頭の中
結論 すべてはゲームだ