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5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる(世界の知性シリーズ) (PHP新書) 新書 – 2021/10/15 ケヴィン・ケリー

 

 

インターネットが商用化されて5千日後にソーシャルメディアが誕生し、ソーシャルメディアの誕生後、5千日経った。初代iPhoneの誕生から5千日でもある。

 

次の5千日は、すべてのものがAIと接続され、デジタルと溶け合う世界で生まれるARの世界「ミラーワールド」だ。

現実にあるすべてのもののデジタルツインがミラーワールドに出現する。

 

※デジタルスレッドに言及していないのは残念

 

インターネット→ソーシャルメディア→ミラーワールド

 

スマート→ハッカブル(hackable:利用者が操作できる)

 

google

・連合ラーニング

微分プライバシー

 

個人が銀行業務を行う

 

ソール・グリフィスはelectrifyですべてを電化すれば地球温暖化を制御できるとしている。

 

ヒートポンプには賛成

 

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プロトピア(progress:進歩+topia:場所)

人間が目指すところは、ユートピアでもディストピアでもなく、あるいは現状維持でもなく、「プロトピア」だと思う。

プロトピアとは、ほんのわずかであっても、昨日よりも今日よりもよい状態である。プロトピアを視覚化することはきわめて困難だ。なぜならば、プロトピアは新しい利益と同数の新しい問題を含んでいる。このような有用と崩壊との複雑な相互作用を予測することは非常に難しい。

 

 

 


【第1章 百万人が協働する未来】
■ミラーワールドが起こす大変化
百万人が各国からバーチャルで一緒に働く世界に
SNSに続く「新たな巨大プラットフォーム」の到来
■ミラーワールドは新たな力と富を生み出す
勝者はGAFAの誰でもない
■まったく新しい働き方が到来する
いまはない新しい組織の形ができる
■仕事と遊びが融合する時代
高齢者よりも若者が失業する時代に

【第2章進化するデジタル経済の現在地】
■AI化という新たな産業革命がもたらすもの
これから五十年間は「AIの時代」が続く
退屈な仕事はAIに任せ、クリエイティブな仕事で生きられる時代に
GAFA後の世界
二十五年以内にGAFAの代替わりが起きるだろう
「新たな石油」ビッグデータをお金に換える仕組み

【第3章すべての産業はテクノロジーで生まれ変わる】
■食の未来
クリーンミートが変える食
農場はAIとロボットが活躍する場になる
■移動の未来
自動運転車が主流になるのは二〇四〇年以降
空飛ぶモビリティが作る未来
■お金の未来
実名での取引しか不可能な、「国家による暗号通貨」ができる
NFTが変える「モノの価値」
■エネルギーの未来
今後五年で、電気自動車は爆発的に普及する
■教育の未来
AR・VR技術が教育を激変させる
自動翻訳が変える世界

【第4章アジアの世紀とテック地政学
■アジアの世紀が到来する
ネクスiPhoneを生み出すのは中国企業
いま世界中で起きている「収斂と分岐」
■都市がますます勃興する
今世紀中に、ある産業に特化した都市のクラスターが出現する

【第5章テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる】
■変化が加速する時代に
ゲームのルール自体が変化する時代
■結局のところ、未来を作るのは楽観主義者だ
「プロトピア」を思考せよ

【第6章イノベーションと成功のジレンマ】
■偉大な起業家たちとの対話で得た結論
大企業がイノベーションを起こせない本質的な理由
イノベーションはエッジから生まれる
■思考を止めないために
AI時代には「問いを考える」ことが人の仕事になる

【あとがき――大野和基】
楽観主義者であるということ
【訳者解説――服部桂
ケヴィン・ケリーにはなぜ未来が見えるのか?