akon2.00βのよっぱらいの戯言

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土を育てる: 自然をよみがえらせる土壌革命

 

「土いじり」という趣味があるように、土はこねくるものだと思っていた。

土壌学の単位をもっているが連作障害でてきても不耕起(不耕起播種機)は出てこなかったと思う。

雨(酸性雨、降水・降下じんの化学成分(湿性降下物、乾性降下物))についての言及がないのは残念

 

耕すという行為の科学的な正当性を提示した人間はいない

https://note.com/kenjiusui/n/n6a27c229999e

 

「小さな変化を生み出したいなら、やり方を変えればいい。大きな変化を生み出したいなら、見方を変えなければ」
ドン・キャンベル

 

ホリスティック(Holisticは全体性、Wholeは全体)な土地管理@セイボリー研究所
水の循環、炭素を含むミネラルの循環、エネルギーの流れ、生態のダイナミクス
の自然の作用と人間がそれらに潜在的に与える影響に目を向ける。
1.因果関係
2.脆弱性
3.限界反応
4.総利益分析
5.エネルギーとお金の出どころ
6.持続可能性
7.社会と文化

 

動物が食むことで、植物は栄養成長相と言われる発育過程にとどまり、光合成で生成された炭素は長く地中にとどまることになる。この状態が続かなければ、植物は炭素を呼び戻し、種子の生成などに使ってしまう。動物が食むことで、根の滲出物(炭素)の分泌がうながされる。動物が噛んだ場所は傷と認識され治癒プロセスをたどる。治癒に必要となる養分を土から集めるために、植物は根から滲出物を出し、炭素を求める微生物を引き寄せようとする。

 

資源保存理論(COR理論)

いかなる生命体も必要な分以上には何も創り出さない

植物は常に均衡に向かう

 

ロールベール放牧

牧草をロール状に束ねたロールベールを並べる。

 

根圏

植物の根の分泌物と土壌微生物とによって影響されている土壌空間。

 

多様性を増やすことが害虫の減少につながる。

・植物が多すぎて。害虫の影響が大きくならない

・益虫の勢力によって害虫が抑制される。

・植物自体が、土壌の改善や益虫の存在に呼応して生理学的に変化し、害虫を引き寄せにくくなる。

 

フーゲルカルチャー(腐った木や間伐した木などを使って作る畑)

木は炭素になり、生物たちの餌となる。

木は湿気を保ち、乾燥帯ではメリットとなる。

 

土の健康の5原則

・土をかき乱さない

・土を覆う

・多様性を高める

・土の中に「生きた根」を保つ→菌根菌を増やす

・動物を組み込む

+

収益性を含めて、その土地の「背景」に適応する

 

土をかき乱さない

→耕すことで、土の団粒構造はたちまち破壊され、水分浸透速度は低下し、有機物の分解が早まる。酸素が地中につぎ込まれ、特定の日和見菌が刺激され増殖し、地中に溶け込んでいる炭素ベースの生物的な糊を摂取する。この糊がなくなると、土の多孔性が低下する。そうなると、土は嫌気状態となって、地中の生物相が変容し、病原菌の増加による窒素の減少となる。二酸化炭素も大気中に放出される。微生物が死ぬと、地中の水分の中に硝酸態窒素が放出され、雑草の成長を促す。

 

土の温度

21℃→植物は地中の水分を100%使える

38℃→使える水分は15%、残りは蒸発

54℃→100%蒸発

60℃→地中のバクテリアが死ぬ

 

土を覆う

多様性を高める→自然は成り行き任せでむき出しの土を嫌い、植物を生やし、多様性を増す。

 

 

カバークロップ(被覆作物)→3章→畑の炭素量が増える

→土壌浸食を防ぎ土壌中に有機物を加えて土壌改良に役立つ作物

葉の面積が大きいほど、光合成が増える→光合成能力

→このためにはカバークロップは何種類かまとめてまく。

 

花をつける品種を混ぜることで、害虫の捕食者を引き寄せた

 

ヘイニーの土壌分析

・水抽出性有機態炭素(WEOC)
・水抽出性有機態窒素(WEON)
・微生物活性炭素(MAC)
・無機態窒素とリンの値
有機態窒素とリンの値・有機炭素率(C/N比)
・一日の二酸化炭素呼吸量

 

牧場栽培

休眠中の暖地型の牧草地に、寒地型の穀類を不耕起で播く