時間の流れは山では速く、低地では遅く進む。
時間に過去や未来の区別はない
時間には方向がない。
時間の方向に意味を持たせるもの
「熱」は温かいものから冷たいものに一方向にしか移らず、逆に冷たいものから温かいものに移ることはありません。→エントロピーは常に増大していく。→規則がある状態から不規則な状態へと進んでいくという法則。
量子力学における三つの発見
物事は粒状である(粒状性)
物事は不確定である(不確定性)
物事は他との関係に依存する(関係性)
粒状性
時計は 「15時46分36秒」というように特定の値。これは時間を連続的なものではなく、粒状のものとして扱っている。この世界はごく微細な粒からできており、連続的ではない。
世界は絶えず変化している出来事のネットワーク。つまり世の中は「物」ではなく、「出来事」の集まり。いかにも「物質」らしいものでも、長く続く出来事であるに過ぎない。
固い石でも最小単位で見れば、量子場の複雑な振動でしかなく、複数の力の相互作用の結果、石としてまとまった塊として存在している。しかし長い時間でみれば、崩れて再び砂に戻るまでのごく短い姿でしかない。