エスケープ・ベロシティ→脱出速度(第二宇宙速度)→ロケットが地球の重力圏を振り切って宇宙に飛び出していくために必要な速度
力の階層(Hierarchy of Power)→フレームワークのフレームワーク
・カテゴリー力
「カテゴリー」とは「市場カテゴリー」のことです。成長中のカテゴリーに参入することは企業が成功するための第一歩
カテゴリー力獲得のためのフレームワークが「カテゴリー成熟化ライフサイクル」
市場カテゴリーは時間の経過と共に、A.新興→B.成長→C.成熟→D.衰退→E.終焉というステージを経ていく。
カテゴリー力は、ステージCで周期的成長による利益を安定して獲得しつつ、経営資源をステージAやステージBに投入して千載一遇の成長による莫大なカテゴリー力を得る(さらに、ステージEに行く前にステージDのカテゴリーから撤退する)。
この資源配分モデルが、3ホライゾン・モデル。
ホライゾン1は投資回収期間1年以内の案件で、今日のキャッシュフローを生み出す案件。ホライゾン2は投資回収期間が1年間から3年の案件で明日のキャッシュフローを生み出す高成長ビジネスの案件。ホライゾン3は投資回収期間が3年から6年で将来の成長ビジネスの選択肢。
ホライゾン1の案件とホライゾン3の資源の取り合いはあまり問題にならない。ホライゾン1が必要とする資源はマーケティングや営業である一方で、ホライゾン3が必要とする資源は主に研究開発なので利害の衝突が生じない。その一方で、ホライゾン2はマーケティングや営業の資源を必要とするので、ホライゾン1と直接的にぶつかる。そして、この資源の取り合いではほぼ確実にホライゾン1が有利に扱われ、ホライゾン2に十分な資源が回らなくなる。その結果、多くの企業が将来に向けた多大な研究開発投資(ホライゾン3)を行なっているにもかかわらず、それを現在の稼ぎ頭(ホライゾン1)として成長させるための移行期(ホライゾン2)に十分な投資を行なえない。
https://japan.zdnet.com/article/35012764/
https://japan.zdnet.com/article/35012775/
・企業力
企業力とは企業が外部(顧客、パートナー、サプライヤー)に対して持つ交渉能力の総和
https://japan.zdnet.com/article/35012817/
https://japan.zdnet.com/article/35012908/
・市場力
特定市場における企業力
カテゴリー力が市場カテゴリー全体の話をしているのに対して、市場力はカテゴリー内の特定市場
市場力獲得のために特定市場セグメントを選ぶポイント
・企業に十分な収益機会を提供するほど大きく
・同時に企業がそこでトップになれるほど小さく、かつ、
・企業の「クラウン・ジュエル」(コア)と合致している
https://japan.zdnet.com/article/35013031/
・製品力
製品力とは製品の競争力、要するに顧客が高い価格を払ってくれるだけの魅力があるかどうか
https://japan.zdnet.com/article/35013350/
・実行力