akon2.00βのよっぱらいの戯言

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もちはもちや---システムのエンドユーザ

私は更地でシステムの開発に関わることがありません(プロトは別です)。なんらかの外部システムがあって当然既存のデータベースがあり、そこにはデータベースを管理している方たちがいます。また、SAPがあったりメインフレームがあったりと、口を出しては行けない聖域というか不文律があると勝手に思っています。ここと喧嘩するとにっちもさっちもいかなくなります。そうゆう意味ではWebサービスって助かる。というわけでデータベース周りはおまかせしています。もちろん、システム内のデータベースは関係ありますが、その会社会社に事情があって、たいてい論理設計でお役御免です。同様に、ネットワークなどのインフラもお任せ状態です。
こんな環境で、業務コンサルがいるとお気楽極楽なのですが、そうはいかないのです。データベースやネットワークは保守の都合もあり、自社で人員を(すくなくとも見かけ上)確保しているとろこが多いと思います。EDPなり情報システム室ですね。ところが、自社の業務には自信があるらしく、業務コンサルとは契約したくないようです。となると、業務のプロからヒアリングしなければなりません。この業務のプロという方たちは、非協力的な方たちがいて、業務コンサルにお願いしてほしいなぁと思うわけです(といって多くの場合SIerがコンサルはまかせてくださいと傷口を開いてくれるのでそれほど現場には行かないで済んでいる。結果としてはこれがだになるのが常だが)。まぁ、システム化によって、業務のプロの仕事を奪うこともあるわけですから、非協力的なのも分からなくもない。そうでなくても、バックヤードにいるパートのおばさんたちにとっては、システム化されようが会社がどうなろうと関係なく、単に仕事のじゃまなわけで、業務コンサルにはなれないなぁと思うわけです(探偵の聞き込みだな。勘違いSIerの場合は刑事の聞き込み)。といって口を開けて待っているRFPなりがふっくることはないから突撃するしかない。このひとたちがエンドユーザであるわけだから。ときどき誰のためのシステム化かと思う。