akon2.00βのよっぱらいの戯言

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ベンチャーキャピタリストとの付き合い方

過日に書きましたように、白紙になったので、そのときに感じたことを書き留めておきます。VCはキャピタリストであり、インキュベータではないのです。人(ビジネスフォルダ)とお金(お金持ち)を結びつけるのが仕事で、銀行との違いはキャピタルゲインインカムゲインかの違いです。担保を取らない分、株主の立場で経営に口を出してきます。これは、公開企業(公器)になるための第一歩として割り切ってもいいと思いますが、口の出す方向性が経営理念と一致するとは限りません。つまり、会社のことは考えてくれるとは限らないのです。さて、企業としての独立性を犠牲にしてでも、資金調達して達成したいビジネスがあるから、VCのところにやってくるはずですが・・・
ビジネスプランが書けない・・・偶然を期待したり、数字の積み上げじゃぁ。お金は動かないのですよ。以前にも書いたと思うのですが、テンプレートを埋めていただくのは必須です。新規性は重要です。しかし、それはマーケットの創造を伴いかなりの労力が必要でもあることを認識していないし、世の中にないものを説明するのは、大変なことを理解していない。説明できないものに価値はないのです。類似したものを無理やりでももってきて、比較して独自性を説明するべきだと思うのですが、このあたりでこの人は自己中心的な視野の狭い方だなぁと温度が急速に下がっていきます。
そして、新規性なり独自性の説明を聞いていると、サーベイが甘いだけで、世の中にすでにあったりするわけで、この時点でお開きモード。
問題外だったのは、NDAを結んでくれないとBPを話せないといわれるのですが、盗まれる困る程度のアイディアならば、まねされるので、門前払いしていました。もちろん、ちゃんとNDAは結ぶのですが、似ているBPを預かり、成功は経営者次第みたいな案件の場合は、どのように対処しているのかは不明でした。あとから来た方を断り、NDAの日付で対処しているのでしょうね。