復習
エタノール(お酒)を摂取すると、アルコール脱水素酵素によって、二日酔いの原因になるアセトアルデヒドが生成される。アセトアルデヒドはアセトアルデヒド脱水素酵素によって、無害な物質アセテートに分解される。
アルコール脱水素酵素の分解能力が低いといわゆる下戸となる。
アセトアルデヒド脱水素酵素の分解能力が低いと二日酔いになりやすい。
つまり、これらの酵素を持っていなければ、肝機能を促進させても意味がない。
ウコンには肝機能を向上させるとされている成分「クルクミン」が含まれている。
しかし、人間での有効性・安全性に関して、立証されいない*1。
大量に摂取すると肝臓に負荷がかかり、少量なら単なる色素。
WHOにて定められているクルクミンの1日の摂取目安量は、体重1kgに対して3mgまでとされている。
一方で、酢酸菌の表面には、アルコール脱水素酵素とアセトアルデヒド脱水素酵素が存在していると言われている。酢酸菌は、酢(穀物酢、米酢、りんご酢、黒酢、ワインビネガーなど)に含まれている*2。
お酒と水を同時に飲むことで、アルコール濃度を薄め、尿と一緒にアルコールを体外に出すので、結局、チェイサーが重要。