てっきりトンデモ本が列挙されると思ったら、ことのほか面白いのではまってしまった。
端的に言えば、「古いパラダイムでできている知識は役に立たない」、「古いパラダイムで書かれた本」は読むな、知の最前線である複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学、功利主義の五分野を学べである。理系文系とカテゴライズしたい方は、これらの本を読んでからにしてほしい。
「権力はきみのなかにある。きみ自身がきみをしばりつけている権力なんだ」 by フーコー
■複雑系
D-G(ドゥルーズおよびガタリ)が言いたかったことは以下である。
世界は樹木だとされているが、間違いである。→原因が結果を生む因果論
樹木を否定する者は、世界は根であるというが、これも間違いである。→樹木を裏返しただけ
世界はリゾーム(根茎)である。どれが幹でどれが枝かわからない
→リゾームは複雑系のスモールワールドである。
ポストモダン主義をソーカルがデタラメ論文によってゴミだと見破った。ポストモダン (の「リゾーム」なるもの) が言いたかったのは、世界は複雑系でフラクタルだということ。
マンデブロがみつけた「世界の根本法則」は、ラフネス(複雑さ)にも秩序があるということ。マンデブロはカオスとは言わない。ラフネスはフラクタルが生み出す「秩序」であって、カオス(無秩序)ではない。
カリフラワーにしても成長にあたってDNAに従ってあの複雑な形状になっている。
→複雑に見えるものは、法則性が見えていないからかもakon
マンデブロは「割れた」を表すラテン語fractusから「フラクタル」と名付けた。
自分を次々と複製する「自己相似」によって「自己組織化」し、「ラフネス(複雑さ)」を生み出すことで、そこには必ず「ベキ分布(ロングテール)」がある。
複雑系では、マンデブロにより名付けられたフラクタル幾何学を象徴するマンデルブロ集合が、足し算と掛け算のたった二つの規則からできているが、それをひたすら繰り返すとコンピュータは奇怪な図形を描く。しかし、よく見ると、どの部分を切り取っても全体と同じ形をしてる。
マンデルブロはとてつもなく複雑な図形がものすごく単純な規則から生まれることを視覚化したことにより、巨大な知のパラダイム転換を起こした。
自分を自分に取り込むことをフィードバックという。単純な規則から複雑な組織が生まれるのはフィードバックを繰り返すからであって、この技法は今ではCGに活用されている。
市場や社会はランダムネス(ベルカーブ)ではなく、フラクタルが生み出す「ラフネス(複雑さ)」な世界である。
「複雑系のスモールワールド」で、フィードバック効果によってハブ(中心)ができれば、どんな組織でも同じ構造になる。
世界はネットワークであり、それを動かしているのはハブである。
この世界は複雑系でできてており、因果論(Aが原因となってBが起きる)で未来がわかったり、確率(ベルカーブ、正規分布)で未来を予測できるのはその特殊なケースである。
カオス理論では、バタフライ効果を臨界状態と相転移で説明する。水は熱しつづけると沸点に達して臨界状態になる。温度は上がらないが、表面が泡立つという別の現象が起きる。
■進化論
日本ではあいかわらず「文系」「理系」の二分法が使われていて、進化論は理系の世界の話だと思われているが、進化論はいま、社会学や経済学、心理学といった「文系」の分野にも拡張され、社会科学を根底から組み替えようとしている。
進化論において、ダーウィンの頃から現代までの間にパラダイムは起きていて、単純に種の繁栄を目標にするような原理は古いものであって(サルは子殺しをする)、社会生物学と呼ばれる。
進化論を否定する観点は、①進化の長いタイムスケールを理解できない、②個体のタイムスケールの違いを錯覚している、③ヒトを進化の頂点だと考える。
・タイムスケールの錯覚は、地球の誕生を1月1日とすると、生命が誕生したのが4月8日、それから11月1日までは単細胞生物しかおらず、最初の魚類が11月26日午後、恐竜の時代は12月9日から26日あたりまで、最初のサルの出現が12月25日、人類の祖先が現れたのが12月31日午後8時10分、4大文明が誕生してからわずか30秒しか経っていない。
・現代の進化論は、生き物の不思議に驚くだけでなく、その不思議の背後には単純な規則があり、それは数学的に記述できると考える。これは巨大な知のビックバンである。進化生物学や進化心理学がそれに相当する。
動物の寿命は身体が小さいほど短く、身体が大きいほど長くなる。これは体重の1/4乗に比例する。これは鼓動が体重の1/4乗に反比例して減少するからで、ゾウの鼓動はゆっくりで、ネズミの鼓動は速い。
★動物は20億回数の心臓の鼓動で寿命を迎えるように設計されている。
③ヒトを進化の頂点だと考える。→繁殖度で進化の効率を測るならば、もっとも成功した生き物はアリやハチなどの社会性昆虫(半倍数性)になる。進化論的に優れた生き物を議論するよりもすべての生き物がそれぞれの進化の頂点にいると考えた方がすっきりする。進化論は、生き物には優劣も貴賤もないというリベラルな科学である。
現代の進化論は、自然選択の原動力を「できるだけ多くの子孫を残すこと」から「できるだけ多くの血縁を作ること」へと拡張した。これを包括適応度という。生き物は包括適応度を最大限にするように進化する。進化の主体は個体ではなく、遺伝子である。すべての生き物は「利己的な遺伝子」の乗り物にすぎない。生き物は「遺伝子の複製の最大化」というプログラムを搭載した機会であり、他の生き物とは対立や協調のゲームをしている。この行動はゲーム理論で数学的に記述できる。生き物の戦略は「遺伝子という効果」の最大化である。したがって、動物や植物の生態系は投資や市場取引として経済学的に説明できる。
政治的に正しいおとぎ話
ポリティカル・コレクトネスという運動によって差別語探しが行われ、
黒人→アフリカ系アメリカ人
インディアン→アメリカ先住民
メリークリスマス→ハッピーホリデイズ
盲目→サイレンス→視覚的にチャレンジされた
知的障がい者→異なる能力を持つ
薄毛→頭髪的に不利な
ペット→動物伴侶
男女は異なる生殖戦略を持つので利害関係が一致しない。
男は多くの子孫を残すために多くの機会が必要。
女は限られた数の子供しか生めないので少ない機会を有効に生かす。
地域や文化に関係なく一定数の同性愛者がいるのかは不明である。
→胎内でテストステロンなどの性ホルモンの濃度が異なるからという説がある。
ゲイは乱交でレズビアンは一婦一婦は男女の進化論的な戦略の違いが順化した結果
なぜダイエットに失敗するのか
食欲はもっとも根本的な欲望で、石器時代には食べなければ死んでしまうのだから、意志の力で生存への欲望を押さえつけることはできない。
おいしいものを食べれば幸せになるように人間は作られている。
■ゲーム理論
ゲーム理論が超強力なのは、(生き物を含む)この世界がゲームの集合体だからだ。植物も、動物も、そして人間も、与えられた条件や環境の下で、自らの能力を最大限に使って利得(遺伝子の複製だったり、子孫の数だったり、お金の量だったり、幸福だったりする)を最大化しようとさまざまなゲームを行っている。
・ゲーム理論はポーカーの数学的分析を経済学に応用しようとして始まったもの。
シグナリング→相手に自分の意思を言葉ではなくシグナルで伝える
コミットメント→
孫子の背水の陣は「兵は死地においてはじめて生きる」である。これをゲーム理論で解釈すると、
味方に対しては「戦わなければ死ぬしかない」とインセンティブ(動機づけ)を明確にし、
滝に対しては「ぜったいに後には引かない」とコミットメントする戦術である。
1970年代になると、生き物の生態がゲーム理論で読み解けることがわかってきた。知能も感情もない生き物は進化論的に合理的な機械なのだから、「効用=自己の遺伝子の複製」を最大化する戦略をせっせと実行しているだけだ。
経済学ではゲーム理論はぱっとしなかった。市場取引において、人間はゲーム理論が前提とするように常に合理的に行動するとは限らないからである。不確かな利益より、確実な利益を選び、確実な損を嫌う。これは進化適応環境である石器時代に大量に得ることではなく確実に食べ物を得ることが優先され、損をする行動は食べ物を失い死を意味する。
数学的合理性としては間違っていても進化論的合理性であれば数学的に扱える。
このことによって、ゲーム理論に知のブレークスルーが生まれ行動ゲーム理論となった。
行動ゲーム理論では、利己的だが限定合理的であり、常に同じ間違いをするのではなく、ゲームを繰り返すことで学習していく。この学習によって限定合理性から始めてもゲームはひとつの均衡へと収斂していく。この均衡はナッシュ均衡と同じである。
・ゲーム理論は現実社会でも一定の条件を満たせば結果は完全に予測可能である。つまり、戦略を支配することができる。
・どんなゲームでも相手に手の内を読まれたら勝負に負ける。必勝法は、自分の情報を相手に与えずに相手の情報だけを手に入れること。
新車を安く買う方法
ゲーム理論的に完全な支配戦略
自分からディーラーに出向いて行くのは最悪の戦略である。ディーラーは自分の手の内を見せることなく客の情報(予算)を手に入れて、予算の上限までふっかける。
複数のディーラーに対して電話で購入したい車種と装備の詳細を伝え
「この条件での最低限の価格を教えてくれ
その価格を次に電話するディーラーに伝え、すべてりディーラーでもっとも安いところから購入する」
これで、ディーラーは顧客の情報を何も知らないままに最低価格を提示するほかなくなり、ディーラーに顧客と駆け引きする余地をまったく与えない。
インターネットでは買い物はこれに当てはまるので、店側は掛け値なしの最低価格を提示するしかなくなる。
・ただし、これは中古車では役に立たなくなる。中古車は同じ条件の商品が複数存在しないため、車の情報はディーラーが独占的に握っているためであり、情報の非対称では最初から買い手が不利になっている。
・プロスペクト理論は、人は得する時と損する時で見通し(プロスペクト)が大きく異なることを示した。この非合理性は進化の過程で強化されていった。
・ひとはファスト(速い)思考とスロー(遅い)思考に二種類があり、前者が直感で後者が理性だ。ファスト思考は分かりやすくて快適(負荷が低い)。そのためひとは、直観で解くことのできない問題に遭遇した時も、不快なスロー思考を避けてファスト思考に頼ろうとする。プロスペクト理論では、ほとんどの人が数学的な問題をファスト思考で損得の話に読み替えて直感で答えを出すことを示した。
・合理的経済人の仮定の上に理論を積み上げてきた近代経済学は、行動ゲーム理論と統計学(ビックデータ)によって知のパラダイム転換が起きた。
・行動ゲーム理論では、市場は限定合理的な現実的な人間をプレイヤーとして多種多様なゲームを繰り返しながら自己組織化していく。この新しいミクロ経済学では、社会は進化論的に合理的なひとや企業が織りなすゲームの集合体である。
・ただし、市場や社会の複雑性によって、個々のゲームから全体を理解することはできない。そこで、統計学とビックデータにより、心理や理論の探求ではなく、問題に対する実用的・効率的な解決法を導くツールとして大きな影響力を持つようになった。この新しいマクロ経済学がビジネス現場で真っ先に受け入れられた。
■脳科学
進化論は哲学では問うことすらできなかった問題を解決した。
リンゴはなぜ赤いか。植物は効率よく光合成をするために、葉っぱを緑色に進化させた。その緑色のなかで果実を食べてもらうには一番目立つ赤がいい。
人はなぜ老いるのか → 思春期に生殖能力を最大化するため
病気はなぜあるのか → ウイルスと免疫との"軍拡競争
神はなぜいるのか → 脳のシミュレーション機能の自然への拡張
ひとはものごころついたときから死ぬ瞬間まで、意識があるかぎり、「if... then...」の思考をひたすら繰り返している。仏陀はこの終わりのないシミュレーションを「煩悩」と呼び、修業によって「if... then...」の回路を遮断し、とらわれのないこころの静けさに至ることを目指した。
ひとはなにかしょうと意識したとき、0.35秒前に脳は活動を始めている。
・最新の脳科学では、行動を起こす7秒前には脳の前頭前皮質が活動を始めているので、行動の7秒前には行為が決まっているということになる。
・脳の因果論によれば、長期の意思決定にもなんらかの原因があることになる。本人はすごく悩んでいるつもりでも結論は最初から出ているということになる。そう考えると、長期的な判断にも自由意思など存在しないかもしれないが、まだ実験では証明されていない。
・しかし実際には、脳は複雑系のスモールワールドで初期値のわずかな違いで結果が大きく変わるため、計算の限界により、医師の謎が解明できても、ひとの行動は決定不能である。
・瞬間的な判断は無意識がすべてを決めていて、自由意思は存在しない。これが正しいとしても、脳の複雑性のためにどんな最新機器でも7秒後の出来事を予測することはできない。つまり7秒より前は自由意思なのだ。
■功利主義
トレードオフに「正義」が混入すると以下の現象が生じる
①非合理性
②ユートピア志向
③他罰性
・トレードオフがある以上、すべてのひとが満足することはありえないから、今より状況を改善できれば良いという考え方を功利主義という。最大多数の最大幸福の原理であり、効用を最大化する。
・正義(復讐や報復)を行使する時に活性化する脳の部位は、快楽を感じ部位と極めて近い。
・正義とは直感的に正しいと感じるようになったものであり、この感情は進化論の過程で脳にプログラミングされているから、全ての人に共有されている。
・正義とは、自由、平等、共同体の3つがあり、そこから3つの政治立場が生まれた。
・旧来の自由主義、平等主義(共産党)、共同体主義(伝統主義)は、同時に実現することはできないというトレードオフの関係にある。これらに功利主義が加わるが、これは他の3つと異なり進化論的な基礎づけを持たない。
・自由主義と功利主義は相性が良いが、原発事故のような極限状態では主張が対立する。
・マーケットデザインとは、社会をよりよいものに設計しようとすることで、パレート効率性(誰の不利益にもならずに今より幸福になること)と個人合理性の両方の基準をクリアした分配方法をコアという。そして、参加者の数がものすごく大きくすると、初期条件に関わらずコアは一つに決まる(コア極限定理)。
・この状態は市場のことであり、マーケットデザインは市場を使った取引がパレート効率性と個人合理性を満たす極めて優れた機能を持つことを数学的に証明した。
・効率的で衡平な社会を作るなら、マーケットデザインでルール(法律や仕組み)を最適化すればよい。
・ひとは、無意識のうちに「想像したことは現実化する」と思っている。
・経済学は一般的に価値中立的であるべきとされるが、行動経済学では選択肢を奪ったりルールで禁止するのではなく、仕組み(デザイン)を変えることで人々をより良い選択に誘導していくこと(ナッジ)を利用することを考えた。例えば、ひとは一旦手にしたものを失うことはものすごく抵抗するけど、最初から手に入らなかったものはすぐにあきらめるという特徴がある。これを利用したのが源泉徴収制度。
・最後に、権力は自分の外にあって自由を抑圧しているのではなく、権力は自分の中にあり自分自身をしばりつけている権力とフーコーは主張した。
・こらから大学で人文系(哲学、心理学、社会学、法律学、経済学)の学者から学んでも、ほとんどが時代遅れになっている。
・日本の景気が低迷し続けているのは、日本社会に差別が深くビルトインされているからである。正規・不正規という身分差別、新卒採用や定年制という年齢差別、女性差別、国籍差別などである。
・これらの差別が根深いため、個人がどんなに頑張っても自由な人生なんて実現できない。
・こららの差別がのことっているのは、それによって得する人たちがたくさんいるからで、それらは日本人、中高年、男性、一流大卒、正社員という5つの属性をもつアタマの硬いおじさんたちだ。
ひとはものごころついたときから死ぬ瞬間まで、意識があるかぎり、「if... then...」の思考をひたすら繰り返している。仏陀はこの終わりのないシミュレーションを「煩悩」と呼び、修業によって「if... then...」の回路を遮断し、とらわれのないこころの静けさに至ることを目指した。(p.224)
最後に、本書で紹介されている読むべき書籍についてあげておく。
・複雑系
フラクタリスト
禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン
フラクタル幾何学
複雑系―科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち
カオス―新しい科学をつくる
none複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線
偶然の科学
複雑で単純な世界: 不確実なできごとを複雑系で予測する
つながり 社会的ネットワークの驚くべき力
新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く
・進化論
進化とはなんだろうか
none進化と人間行動
進化論という考えかた
好奇心の赴くままに ドーキンス自伝: 私が科学者になるまで
祖先の物語 ~ドーキンスの生命史~
noneワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語
生物の社会進化
none社会生物学論争史
none理不尽な進化
noneダーウィンの危険な思想
人間の本性を考える
浮気人類進化論
none進化とゲーム理論―闘争の論理
none進化遺伝学
none生物学のすすめ
・ゲーム理論
キューバ危機 - ミラー・イメージングの罠
高校生からのゲーム理論
none戦略的思考の技術―ゲーム理論を実践する
noneミクロ経済学 戦略的アプローチ
none戦略的思考とは何か―エール大学式「ゲーム理論」の発想法
none行動ゲーム理論入門
ゲーム理論による社会科学の統合
none制度と進化のミクロ経済学
ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?
ヤバイ経済学
その問題、経済学で解決できます
その数学が戦略を決める。
統計学が最強の学問である。
★none numerati ビックデータの開拓者たち
・脳科学
進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線
単純な脳、複雑な「私」
サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ
「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤
noneサブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代
意識をめぐる冒険
意識はいつ生まれるのか
フューチャー・オブ・マインド
★none 火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者
妻を帽子とまちがえた男
脳のなかの幽霊
デカルトの誤り
none 脳の世紀
知の挑戦
- 科学的知性と文化的知性の統合
- 「芸術」や「技術」という言葉は明治時代に、西周が外来語から新たに作り出した日本語。
- リベラル・アーツ→人間の思想や精神の学問→藝術
- イオニアの魔力→整然とした統一された自然法則で説明できるということに人は本能的に惹かれる
- アリアドネの糸→非常に難しい状況から抜け出す際に、その道しるべとなるもののたとえ
心の仕組み
★つながり 社会的ネットワークの驚くべき力
新ネットワーク思考 世界のしくみを読み解く
複雑で単純な世界 不確実なできごとを複雑系で予測する
・功利主義
×正義論
×アナーキー・国家・ユートピア―国家の正当性とその限界
noneロールズ
いまこそロールズに学べ 「正義」とはなにか?
自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門
これからの正義の話をしよう
none功利主義入門―はじめての倫理学
none統治と功利
幸せのための経済学――効率と衡平の考え方
マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学
学校選択制のデザイン―ゲーム理論アプローチ
none code インターネットの合法・違法・プライバシー
一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル
自由とは何か―監視社会と「個人」の消滅
自由か、さもなくば幸福か
シンギュラリティは近い
none不死テクノロジー科学がSFを超える日
noneサイエンイ・インポッシブル
ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか
テクニウムテクノロジーはどこに向かうか
none啓蒙思想2.0