認知科学=計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)
「全体の意味が分からなければ、部分の意味も分からない」
ミンスキー
世の中のあらゆる本が絡み合って、蜘蛛の巣のような大きなゲシュタルトを形成している。
ゲシュタルト能力
ほとんど関係性のないバラバラなものを集めて関連性を見出す能力
これはルールとして記述できない。
行動主義(S-Rモデル:刺激-反応)と機能主義(PSモデル:プロダクションシステム)
ミンスキーのフレーム理論
シャンクのスクリプト理論
シャンクのCD理論
CD理論を補うスクリプ
MOP理論とXP理論→エクスプラネーション・パターンズ
概念依存理論
ケースベース理論とシャンクのその後
統語論と意味論
カール・ポラードのHPSG
HPSGと高階述語論理
苫米地アルゴリズム→ソフト・ユニフィケーション
フレーム問題
人工知能が自分で学習する知識のユニットとして「ケース」(例:レストランとは何か)を考え、学習によって習得していくケースベース理論がシャンクによって発展。ケースは応用が効くためには抽象的な概念である必要があり、ケースは一階述語論理ではなく、入れ子構造を許す高階述語論理である必要がある
→文全体を細かく切り分けて、それらを一つ一つ分析していくことによって、全体の意味は自ずと決まる。
意味論(ミンスキー)→認知意味論→全体の意味(あるいは文脈)が分からなければ、不文の意味も決まらない
超情報場仮説
この世は初めから抽象度の階段がある世界であって、その世界を普通に移動していれば、勝手に抽象度は上がってしまう
レストランがレストランと書かれてなくてもレストランとわかるのは、
三次元空間よりも高い次元の抽象度で認識しているから。
この「場」を「超次元場」と呼び、そこは「情報場」なので、「超次元情報場」と呼んでいる。
・エフィカシーを上げる
・抽象度を上げる
五感は物理場でのみ強く働き、100%共有できない。
もちろん、夢とか概念とか、物理的存在となりえないものを共有するのに適していない。
そこで、五感以外の共有方法、言語を生み出した。
言語を使うと夢とか概念とかのような非物理的存在も100%ではないにしても共有できる。
認知科学的には「臨場感空間の共有」
超情報場仮説では、「超情報場(超次元場)」を共有することを臨場感という。
つまり、超情報場を共有していることの結果が臨場感。
共有度が高いということは臨場感が高い。
超情報場の共有はホメオスタシスによって成されている。
ホメオスタシスとは環境と身体とのフィードバック関係(恒常性の維持)