本を手に取って表紙をめくると扉に、はじめて読む本なのに読んだことがある文章があった。これはデジャブかとおもったら、アオジュンの書籍からの引用であった。
僕の読んでいる書籍は技術書ではなく、小説なはずなんだが、これはなんだという戸惑い。理科系作家ということであったが、これはプログラマ作家。こんなにbitな小説が万民に受け入れられたのが不思議。
現実とは、現実とは何かと考える瞬間だけ、人間の思考に現れる幻想。
ほとんどの人は、他人の干渉を受けたがっている。
それは、自分の満足のため。
他人から褒められないと満足できない。
つまり、自分にとって都合の良い干渉。
生きていることが病気。
眠ることは心地よい。
つまり、意識がなくなることが正常。
したがって、覚醒は不快。
死を恐れている人はいない。
死に至る生を恐れている。
日本人はリキッドで、欧米人はソリッドというカテゴライズは面白い。
これについて、「リキッド化する世界の文化論」を読んでみたいと思う。
#青木淳