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サピエンス全史をどう読むか

 

『サピエンス全史』をどう読むか

『サピエンス全史』をどう読むか

  • 発売日: 2017/11/27
  • メディア: 単行本
 

 

最初の人類がオーストラリアに到達した際に、オーストラリアにいた大型動物の90%以上を絶滅させた。

最初の人類がアメリカに到達した際に、アメリカにいた大型動物の70%以上を絶滅させた。

過去にこの惑星の地上で生きる哺乳類の50%を絶滅させてきた。

 

作物が人間を家畜化したのであって、人間が作物を家畜化したのではない。

狩猟採集時代の方が豊富な栄養を摂取していた。

平等で貧困もなく感染病も良好性の病気もなかった。

 

チンパンジーは訓練すると「これは何色か」をこたえられるが、

「赤色のものを持ってくる」といった訓練されていない逆のことができない。

 

ネアンデルタール人とは基本的には交配できない。

一方でヨーロッパやアジア人の遺伝子の4%がネアンデルタール人の祖先に由来している。

ネアンデルタール人の遺伝子が何らかの問題を起こしたため、自然選択により絶滅した可能性がある。

つまり、この4%が我々に何らかの影響を及ぼしている。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/101000384/

 

 

未来を予知するために育まれたロジックがロゴス(万物の流転のあいだに存する、調和・統一ある理性法則)。

自然の中から何らかの関係性や法則性を抽出してくる能力がある種のフィクションと虚構を作った。

そうしたなか、虚構の中でもある種の虚構だけがだんだんドミナント(最も優勢なもの)になった。

風土と環境の制限という偶然によって、ヨーロッパ的なフィクションの在り方が

ドミナントになっていった。

 

ネアンデルタール人など、人間以外の人類が滅んだので化石人類と呼ばれている。
つまり、現在まで生き永らえている現生人類はサピエンスだけだと考えられている。
しかし、未確認人類のアルマス、エブゴゴなどの非サピエンスの現生人類がいるかもしれないと暗示している。

 

人類の歴史を狩猟採取、農耕時代、近代に区分すると、狩猟採取時代が全体の95%以上を占める。

 

認知革命→農業革命→科学革命→ヒューマニズム(人間至上主義)

飢饉、疫病、戦争の撲滅→不死、至福、神格

 

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『サピエンス全史』を楽しむためのブックガイド

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