納豆菌は太古から存在していたのに、発見されたのは1905年(明治38年)
ワラで直接大豆を包んで発酵させることは保健所が許可しない。
アンモニア臭が発生した納豆を好んで食べれ人もいる。つまり、食べられる。
堺で生まれた千利休は茶会で納豆(汁)を出していた
※海苔を消化できるのは日本人だけだと思っていたら(韓国海苔は知っている)、
タイにタオという海苔があるらしい味噌納豆
ネパールのスパイス ジャワノは気になる。
老干媽(ローカンマ)→貴州省で生産される調味料のブランドであり、その製造企業。豆豉やピーナッツなどを用いた具入りラー油
http://blog.livedoor.jp/ynsn7/archives/1064573618.html
納豆といえば、糸引き納豆をイメージするが、納豆菌ではなく麹菌を使った大徳寺納豆、塩辛納豆、寺納豆・浜納豆、や糸引き納豆に麹と塩を混ぜて発酵させた五斗納豆、
低温発酵させた雪割納豆もある。麹菌を使った納豆の源は、豆豉。
北タイ人、シャン人は納豆民族→ランナー王国
酸味納豆
・ブータン リビ・イッパ
干し納豆
・ネパール キネマ
せんべい納豆
・シャン州北部・雲南省 トナオ チェントゥン
・パオ人 碁石納豆
・カチン人 かりんとう納豆
竹納豆
カチン人、シャン人
古納豆
・ナガ人
油納豆
・中国雲南省
戦国醤、清国醤、チョングッチャン
韓国の納豆
西和賀の「菓子箱納豆」
http://nikuiro.seesaa.net/article/458558086.html
雪納豆 西和賀
https://www.town.nishiwaga.lg.jp/kanko_event/taberu/2029.html
ナットウキナーゼ
血栓のもとであるフィブリンを溶かす
納豆を経口で摂取しても効果がある
このほかにもインド、ラオス、ベトナム、テンペ、フィリピン、台湾、ヨーロッパ、トンブクトゥのマリ納豆があるようだ。
参考
江戸時代の納豆
*唐糸(からいと)
別名『辛いと』。茶の子に用いたもので、塩辛い味がついていた。
*味噌納豆
納豆汁にする例が多かったため、この名前がついた。
*いと
納豆の糸を指す女房詞。
*一夜納豆
煮豆を室に仕込んでから一晩で成熟したもの。
*まめ納豆
納豆の「まめ」を強調するためについた名前。
*納豆太郎
東北地方で昔使われた愛称。八幡太郎の納豆伝説からきている。
*糸引き納豆
糸を引かない納豆‥‥唐納豆と区別するために糸を強調した呼び方で、現在でも使われている。
*豆腐屋納豆
味噌納豆と同じく、納豆汁にする例が多かったために使用された。
*叩き納豆
叩いてある納豆で、そのまま味噌汁に入れれば納豆汁になる。今で言うインスタント食品のようなもの。
*かき納豆
醤油や味噌を入れてかきまぜた納豆。
*笊納豆(ざる) ザルに煮豆を入れて室で保温したためこの名前がついた。
*苞納豆(つと)
ムシロや笊などで作った「撤納豆/バラなっとう」を藁苞に包み直す方法と、苞に煮豆をを詰め、そのまま発酵させる方法があった。藁苞納豆は、現代でも東北や水戸などで製造されている。
*乾納豆(ほし)
塩をまぶして乾燥させる方法と、ムギ粉やクズ粉で粘りを押さえてから干す場合がある。現在でも保存食として製造されている。
*香の大豆(こう)
納豆にクズ粉をまぶしたものとされるが、実際には塩も加えて乾燥させたらしい。
*撤納豆(ばら)
笊やムシロ、木箱などの大型の容器を用いて作った納豆。
*粒納豆
叩き納豆に対する言葉で、叩いていない粒の納豆のこと。
http://www6.airnet.ne.jp/grama/cook/topix/natto/natto1.html
目次
納豆は外国のソウルフードだった!?チェンマイ/タイ
納豆とは何か
山のニューヨークの味噌納豆 チェントゥン/ミャンマー
火花を散らす納豆ナショナリズム タウンジー/ミャンマー
幻の竹納豆を追え!ミッチーナ/ミャンマー
アジア納豆は日本の納豆と同じなのか、ちがうのか
日本で『アジア納豆』はできるのか 長野県飯田市
女王陛下の納豆護衛隊 パッタリ/ネパール
日本納豆の起源を探る 秋田県南部
元・首狩り族の納豆汁 ナガ山地/ミャンマー
味噌民族vs.納豆民族 中国湖南省
謎の雪納豆 岩手県西和賀町
納豆の起源