基本3原則
・自分を偽らない
・進歩的である
・有効な行動をとる
持って生まれた潜在能力、思い描いている理想、望まれている結果を自分に信じ込ませ、効果的な目標設定を行うこと
アファメーション→私は~だ。私は~する。
ステップ1 人生を変える言葉の法則
ビジョン、使命、価値観、動機、態度を明らかにする。
ステップ2 一瞬で自分を変える「アファメーション」の法則
創造的な思考、ポジティブなセルフトークを取り入れる。
潜在意識は、自分への語りかけの言葉を信じ、その言葉と一致するような行動をとらせようとする。
言葉の力が行動を引き起こす。
つまり、セルフトークをコントロールできれば、潜在意識の力を借りて目標を達成できる。
セルフトークで繰り返し、自分に語り掛けることが、自己イメージと自分の信じるものを決め、それが行動に影響を与える。
現在の思考が未来を決める。
思考の蓄積が信念を築く
ステップ3 新しいゴールを「脳にプログラミングする方法」
ターゲットを定義し、目標の刷り込みを行う。
目標設定が必要な六つの理由→現状を跳び越えるため
1.何の目標も理想も掲げなければ、自己破壊、死が待っている。
2.標的を失ったミサイルのように全システムが機能停止する。
3.意識的に目標を与えないと、すでにある目標を再生する。
私たちは自分が考えるものに向かい、自分が考える人間になります。
4.自分で新しい目標を設定しないと、他人に使われる人になる。
5.目標設定とアファメーション(自己宣言)で、挫折への抵抗力をつける。
6.認知的不協和とそのポジティブな副産物(創造エネルギー、モチベーション、意欲、方向性)を生み出すこと。
目標設定のプロセスは、望む結果や目標達成を助ける情報やリソースに気づく機会を増やす。
目的志向の三つの側面
1.イメージ
目標を決めると、頭の中のイメージや環境が変化
新しいイメージを鮮明に視覚化
2.言葉
自分の将来にこだわりを持つなら、自分に対しても他人に対しても、何を考え話すかに注意。言葉の選択で無駄話もアファメーションになる。
セルフトーク→頭の中の思考はつねに目標設定しているに等しい。自分にどう語りかけるかの選択によって、物事がどうあるべきかを決めている。
自分と話すときには、つねに現状の世界がどうなっているかを自分に告げています。認識し経験したことを解釈し、思考を通して頭の中にイメージを作り上げます。その中には自己イメージも含まれます。自分自身の思考と言葉で、自分のための環境と限界と基準をつくり出しています。
トラブルをセルフトークで描写し続けると、ネガティブな現実を築いてしまう。状況がどんなに悪いかを自分に語りかけるのはやめる。
誰かが自分の望むことを実行したり、望むものを持っているのを見たら、「私にもできると思う」と考えるようになる。それが「私にはできるとわかっている」に変る。
3.感情
なぜそれを望むのかを問いかけ、目標意識を高め、使命感を高め、感情の力と情熱を呼び起こそう。
「何を望む? なぜ望む? どんな目的のために?」
目的志向の八つの原則
・行動を起こす前に心の準備を整える
・イメージの中の現実を変える
・目標の設定は、「そこまで」ではなく「その次には」を考える
・普通ではないことを普通にする
・機会を逃さず、自分に逃げ道を与えない
・自分の価値にふさわしいものを選ぶ
・目標に向かって成長する
・リソースについて心配しない
目標の書き出しとアファメーション
1.どこを変えるか考える。
2.目標を書き出す。
3.目標を短いアファメーションの言葉にまとめる。
4.実際に経験している自分をイメージする。
5.細かい部分を描写する。
6.ポジティブなイメージをつかう。
刷り込みのプロセス
I × V = R
(想像力[Imagination] × 臨場感[Vividness] = 現実[Reality])
刷り込みのプロセスには、三つのステップがあります。
1.アファメーションの言葉を声に出して読み、頭の中にイメージを喚起する。
2.言葉によって喚起されるイメージを視覚化する。
3.イメージによってかき立てられた感情を実感し、それが今実際に起こっているかのように経験する。
ステップ4 自身のエフィカシーを高めるアファメーション
行動を起こし、方向を正す。
エフィカシー(自己効力感)→事を起こして実現させていく力
いちいち許可を求めない。
行動を生み出す「スマートウォーク」
1.自分のパフォーマンスを模擬体験する
2.今すぐに始める、好機を待っていてはいけない
3.有言実行
4.機会を見つけ、逃がさない
5.前進するには失敗も必要
6.正しい行動を体に覚え込ませる
7.自分を偽らず、責任を引き受ける
ステップ5 他人とチームを育てる「アファメーション」の法則
人を育て、組織を改善する。
他者から期待されることで成果が上がる効果
目次
1 人生を変える「言葉の法則」―ビジョン、使命、価値観、動機、態度を明確にする
2 一瞬で自分を変える「アファメーション」の法則―新しい自己イメージの作り方
3 新しいゴールを「脳にプログラミングする」方法―目標設定と刷り込みを行う
4 自身のエフィカシーを高めるアファメーション―能力を引き上げ、行動を起こし、方向を正す技術
5 他人とチームを育てる「アファメーション」の法則―他人を変えれば自分も変わる