過去のファシズム、共産主義、自由主義といった物語が幻滅されているので、
新しい物語を考える必要がある。
過去は重要な資源が土地であったため、戦争は合理的であったが、
現在の重要な資源はデータであるため、戦争は非合理的
一方で、人間は合理的に行動するとは限らない
神話や宗教によって想像上のネットワークによって協働していったものが、アルゴリズムに従う世界になりうる。
■政治面の難題
人類は1つの文明なのに、あらゆるところで分断が起きている。
■テロと戦争の愚かさ
「ほとんどの人が自分の文化が世界の中心だと信じている」
■真実とは何か
ポスト・トゥルース
→客観的な事実よりも感情に訴える情報が世論を動かす。
→キリスト教の神話やイスラムのクルアーンなど科学的根拠のないフェイクニュースを何十億人が千年以上も信じていているのは、まさに人類がポスト・トゥルースのなかに生きているという根拠。
■レジリエンス
何かの外圧によって原形が変化したときに、元に戻ろうとする、あるいは適応していく力
・教育
→情報の意味であったり何が重要なのかを見極める力。
・意味を問うこと。
忍な仕打ちを受ける女性」「恐れで震えている子ども」です。急に生々しいですね。
・瞑想
→自分が一体何者なのかを知る
→物事を客観的に観察すること
目次
テクノロジー面の課題
1.幻滅
2.雇用
3.自由
4.平等
政治面の課題
5.コミュニティ
6.文明
7.ナショナリズム
8.宗教
9.移民
絶望と希望
10.テロ
11.戦争
12.謙虚さ
13.神
14.世俗主義
真実
15.無知
16.正義
17.ポストトゥルース
18.SF
レジリエンス
19.教育
20.意味
21.瞑想