akon2.00βのよっぱらいの戯言

色しょく是食、食しょく是色

ユーザはなぜ仕様をきめられないか その1

これってシリーズ化できちゃうくらい、いろいろありそうです。まず、他人の仕事を知らない。したがって、ミスがあっても、誰かが修正してくれたりしているところが抜け落ちる。誰がわからないのが最悪ね。それがシステムによって修正されていると、さらに危険。システム内部で行われていることは知りえない。たとえば、100万以上の発注は管理者の承認が必要となっていても、システムが勝手に管理者に飛ばしてくれていたら、担当者は気がつかない。仮に知っていたとしても、年に何回もなければ、ヒアリングされても、いい忘れても致し方ない。これは、システム化がもたらす、業務のブラックボックス化。業務を知らなくても機械的にオペレーションしていると、仕事が片付く。そう。仕様がきめられないどころか、そもそも業務を知らない。「入荷した商品のバーコードを読み込め」っていわれたら、心を無にして取り組むよね(海外のシップ担当者を想像してね)。むしろ、教育コストを下げたいから、そのようにシステム化しているから、現場にヒアリングしてもだめなのよね(そもそも英語が通じなかったり、文字がかけなかったりするしね)。
#そんな仕事は自動化してしまえという意見もあるでしょう
#そんなことをいえるキーパーソンがいたらラッキー
#しかし、そもそも雇用しないといけないということもあるし、
#汚れたバーコードの張替えとかの仕事があったりもする。

なので、キーパーソンをみつけないといけないんだけど、ライン上から浮かび上がりにくいから、これは足でみつけるしかない。
#とくにお局様はややこしい存在
これがなかなかたいへん(退職しましたって答えが多いのは気のせい?)。

で、やっとキーパーソンもどきをみつけると意思決定したがらない(正規の手順を話したがらない)。
#ならば、ライトパーソンじゃないといわれるとブラックホールに落ちてしまいます
利害が錯綜して、責任を負わないで済むものだけ話が進む。
#へんに利己的な仕様を語られるより助かりますが
だから、択一式な提案をすると食いついてくることがある。

しょうがないので、上位マネジメントに話を持っていくと、現場とは乖離した議論がは始まる。こんなステークフォルダの調整は、ユーザ内でやってほしいと思いつつ、第三者が介入したほうが穏便にすむようだ。これをもって要件定義という。ビジネス戦略に基づいてIT戦略をすすめましょうというフォワードプロセスはいいですが、現場にいきついたとたん卓袱台をひっくりかえされるのは、ITというより経営の問題だ。