2020-07-30 ヨーグルトの効用 ヨーグルトや乳酸菌飲料を摂取しても、腸内には乳酸菌は定着せず、数日で排出される通過菌である。 ただし、通過菌は、善玉菌の代表であるビフィズス菌を増やす働きをすると同時に、 腐敗菌の増殖を抑える働きもあり、腸内環境を整える。 一方、食物繊維を多く摂取すると腸内細菌が短鎖脂肪酸を多くつくられる。短鎖脂肪酸は、腸からGLP-1などさまざまなホルモンの分泌を促進し、胃腸の動きをゆるやかにする。つまり、食べたものが胃腸をゆっくり通過し、満腹感を得やすくなって食事量が減り、肥満が抑制される。