akon2.00βのよっぱらいの戯言

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インタビューの仕方

まぁヒアリングでもいいや。「ここまで来るのに何年かかったと思っているんだよ」と鼻息の荒いおっさんから「社長に言われたように仕事しています」ねぇーさんまで、どうヒアリングしているかはとても書き表せない。まさに経験からでしか学べないこともあるというやつである。そういえば、「あとはなになに君に聞いて」と社長に振られて、なになに君に会ったら「なにも聞いてません。社長にやめるように説得して頂けませんか。それよりWindowsの動くパソコンがほしいです」なんてこともありました。同じようなケースとして、複数、工場や支店があるところでも、トップは統合って言っているけど、現場は独自路線と、間にはさまってしまうと身動きがとれなくなります。たいていは当然トップが押し切るんですが、すると現場が動いてくれません。そう、そしてシステムのせいにされるんです。
えにうえい

  • 「すべて」という質問は禁じ手

あなたのやっている仕事をすべて教えてくださいとか、
使っている伝票を「すべて」みせてくださいと質問しても、
質問には答えられるがすべては語れない。

  • キーパーソンを求めてさまよう

組織上の担当と実務上の担当が違うことがあるので、お局さんに当たればビンゴ!

  • 日報

本では観察しましょうとなっているけど、そんな時間的な余裕ないので、日報をつけていたらお借りしましょう。これで日次、月次などの定型業務はあらいだされます。これだと時間をとらないのでこの点では好意的。でも大変よ。日報がなければ標準的と想定している、もしくは自分が知っている業務で仮提案する。

  • シミュレーション

ひとからひとへ伝票主体の情報の物理的な流れを(実際に追いかけろっていわれるけど、無理だから机上でやって確認してもらう)おさえていっても、上司や他社にいえない処理(雪印がやっていたような)は別として、アドホックな業務をもれないようにするには、どうしても日報が必要です。タイムレコーダをみて残業時間見てヒアリングするというのもあるらしいがやったことはない。

  • 役割の自覚はない

事務マシン化していると、伝票を埋めているだけだから、伝票の意味を聞けない。一つの役割だけならばよいのだが、ローテーションして複数の役割をこなしていると泣きが入ります。ひたすら忍耐。

まだまだありそうだけど、自分のヒアリング業務ですら、リストアップできないんだから、人様の業務をヒアリングするなんておこがましいです。もしパッケージベンダの人間だったら、記者のように我田引水手法がとれるんだろうなぁ。ある程度落としどころをみすえてヒアリングするから程度の差こそあれ同じだといえば同じだけどね。