akon2.00βのよっぱらいの戯言

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直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足

 

二足歩行の唯一の理由を探ることは無駄かもしれない。

→二足歩行が人類の祖先にとって自然選択的に有利だった理由はない。

→ホミニンを二足歩行に導いたのはさまざまな利点の集まり

 

鳥類こそ二足歩行を極めた存在。

 

類人猿とヒトとの間のミッシングリンクは見つかっている。

→ホミニンの脳容量は、人間には小さすぎ、類人に縁ににしては大きすぎる

 

ミッシングリンクという用語は、ヒトと類人猿の相違点すべてが足並み揃えて徐々に進化したことを想定している。

 

2本足で歩くクマ「ペダルズ」
https://www.huffingtonpost.jp/2016/10/18/pedals_n_12533740.html

 

トカゲ、ワニ、恐竜、鳥類と進化史では何度も二足歩行が現れた。

カロライナの虐殺者(カルヌフェクス・カロリネンシス)
・鳥類はすべて二足歩行する。
・鳥類に最も近縁の現生生物は、クロコダイル、アリゲーター、カイマンなどのワニ類。
・人類とチンパンジーが共通祖先から枝分かれしたのは600万年前。

・鳥類とワニ類が共通祖先から枝分かれしたのは、2億5千万年前。

・鳥類とワニ類の共通祖先はアルコサウルス類と呼ばれる一群の動物。
・アルコサウルスは恐竜ではなかった。
・2億4千5百万年前、アルコサウルスの系統は枝分かれして二つの主要形態へと進化。
 ①ワニ類
 ②恐竜→最終的に鳥類に進化
・両系統が枝分かれしていくちょうどその根元に立っていたのが二足歩行動物だった。

・二足歩行するワニは絶滅した。
・ワニ類は次第に四足歩行を進化させた。

・アルコサウルスから枝分かれしたもう一つの系統を辿ると、現在の鳥類に行き着く。
・この系統の根元の部分にいるのが、最初期の恐竜様アルコサウルスと、最初の恐竜たち。
・最初の恐竜たちは二足歩行恐竜だった。
・ワニ類と同様、多くの二足歩行恐竜の系統が繁栄することなく絶滅した。

・直立姿勢と二足歩行を維持した恐竜の系統
アロサウルスティラノサウルス・レックス

→二足歩行が前肢を、体重を支えるという役割から解放した。

・鳥類の場合、前肢はおもに移動(飛行)のために使われている。
エミュー、ダチョウ、レアやクイドリのように前肢を移動のために使わない鳥もいる。
→飛ばない鳥は、移動のために後肢を使う。
→人間と同様に、腰と脚を真っ直ぐ伸ばして歩くが、人間とは違い俊足。

→ダチョウやエミューなどの足や足首には筋肉はなく、長い腱があるのみ。
→腱が伸びて弾性エネルギーを蓄積、跳ね返る力を利用して推進力を得る。
→筋肉は腰についている。
メトロノームに例えれば、振り子の先端から遠く離れた根元の位置におもりがついている状態。
→脚を速く前後に動かすことができる。
・人間の足や脚の腱は、類人猿のそれより長いが、足や脚の筋肉量がエミューやダチョウに比べはるかに多い。
→人間が彼らほど速く脚を前後に動かせないのはそのため。


・人間とダチョウの足のもう一つの違い。
→人間は歩くとき踵が接地するが、大型の飛ばない鳥は踵を上げてつま先で歩く。
→鳥の足はバネのような働きをする。

 

・鳥類の系統と比べ、人間の二足歩行の歴史は短い。
・人間の祖先は数百万年前まで、柔軟で筋肉のよく発達した足を使い木に上っていた。
・鳥類は、2億4千5百万年前から続く直立二足歩行動物の系譜の生き残り。


二足歩行の利点はスピード。
・初期人類が二足歩行を発達させたのはスピードのためではない。
・その遅さにも関わらす、人類は二足歩行を発達させた。


・なぜ人類は二足歩行により足が遅くなったのか?
→人間に尾はない。
→類人猿にも尻尾を持つものはいない。
→尾がないことは、類人猿(ギボン、オランウータン、ゴリラ、チンパンジーボノボ)と人間を定義付ける特徴の一つ。
→サルには尻尾があるが、類人猿にはない。


・すべての類人猿は直立姿勢を保って移動したり、両手でぶら下がることができる。
→サルにはできない。


・人間の場合、「直立」と歩き方はセット。
→直立二足歩行


・二足歩行に尾は必要ない。
・ほ乳類にとり、力強い尾は二足歩行の妨げになるかもしれない。

・何種類かのほ乳類について、二足歩行するようになった理由は大型化

→二足歩行し始めた頃の人類はチンパンジー程度の大きさだった。
→人類の二足歩行を大型化では説明できない。


・人類が立ち上がった理由は大きさでもスピードでもない。
→他の動物が二足歩行するようになった理由とは異なり、人類特有の理由があったはず

 

二足歩行がエネルギー効率が良い歩き方になったのは、ホイニンが膝を伸ばした完璧な二足歩行をマスターした後。

 

人類はナックルウォークしていた祖先から進化して二足歩行するようになったのではない。

ナックルウォークする現生類人猿が二足歩行していた祖先から進化した。

 

ウォーキング、運動によって血中エストロゲンレベルが下がる。

→DNAの突然変異するリスクが下がる。

→自己免疫疾患や血糖値を下げる

 

歩いても痩せない

活動的なハッザ族もアメリカのカウチポテト族も、一日の総エネルギー消費量は同じ。

→余ったエネルギーは炎症反応を強化するために使われる。

 

マイオカインの一種であるインターロイキン6には抗炎症作用がある。

マイオカインは体を動かすと発生する。

 

一日一万歩はマーケティング上の戦略

→7500歩を超えると横ばい