akon2.00βのよっぱらいの戯言

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社会保険庁のシステム

昨日の朝日新聞の夕刊に、「スケジュールを実質1年前倒しする」と書いてありました。また、朋輩が倒れるわけですね。スケジュールは、可能な限り早く設定しているという前提に立つと、結局、納期遅延することにならないかな。このときは首相も含めて関係者はいなくなっているからよいという発想ならひどすぎ。

で、書きたいのはこのことではなくて、6000万ユーザのシステムを失注したものの、ラージスケールのシステムに自信が持てたので、2倍のアーキテクチャを考えればいいじゃんという浅はかというか、若気の至りで、プレ営業したことがあります。当時、発注権限を持っていると紹介された方と話した限りでは、ハチャメチャなシステムなんですよ。どうはハチャメチャなのは失念しましたが、歴代の責任者が先送りに先送りを重ねたウルトラレガシーで担当者曰く「動いていること自体が不思議」といういい加減さなのに、もとめられ技術要件は高いんですよ。記憶している限りでは、というか想像していただければお分かりだと思いますが、正しく入力されて、名寄せができたとしても
#現状はここでこけているのでお話ならないのですが
加入から支給までの履歴をとる
・・・OODBを使えば解決というほど単純ではない。転職するなよと開発者は思ったに違いない
死後も家族がいる限り、履歴をとる
・・・家族って、どうやって定義するのよ。もちろん、ビジネスルールは決まっている。
みたいな要件がいくつかあったうえで、もうオチはお分かりだと思いますが、たとえ、ヒマラヤでもバッチが回らない・・・
多次元データベースを使って分析結果をとっておいて・・・みたいなことをいろいろ考えましたが、危険な匂いがプンプンしたので、近寄らないように固く誓いました。

国税システムを開発した某社なら当然できると思うわけですが、某社も近寄らなかったのは、今日を予想していたに違いないと邪推しています。というわけで、関係者はほんとうにお気の毒だと思います。が、今後も近寄らないようにしたいと思っています。
命が大事。